るーむ私記

プライベーーートなブログです

【クライスタ】楽しくないけど苦痛でもない

クライスタ プレイ日記です
2章まで
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 発売前に店頭ポスターを見かけて、気になってはいたけど買わずにいたCRYSTARを遊んでいます。2章までクリア。

 事前にアクション部分に難はあるけどシナリオは良い、と聞いていた通りでダンジョン探索・アクションパートはとにかく退屈。
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 走り回って敵を倒すだけで、倒したときのカタルシスや嬉しさが一切ない。
 設定上、出てくる敵はすべて人間の魂なんだけど、それを殺すことに後ろめたさもなければ喜びも特にない。これはなかなか問題だと思う。

 今のところは全体的にやらされている感が強い。
 零に感情移入できないのが問題だと思う。
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 妹=みらいを大事だとする理由がいまいち掴めないままみらい殺害シーンに入ってしまった印象。
 殺害前のみらいの情報が零に芋料理を作ってくれる人、くらいだったのでどのくらい大事なのかが腑に落ちていない。
 妹なんだしそりゃ大事だよねとは思うけど、具体的な仲良しエピソードが出たわけでもないからみらいが殺されてもプレイヤー的にはなんの感情もない。

 零の生活能力が乏しく、他の人間からみらいの話題を聞けないのも痛いところ。
 というか親はどうなってるんだろう。あとはみらい殺害後のみらいの友人に電話をかけるところもなんで零がみらい友人の連絡先を知っているのか謎。みらいのスマホなのかもしれないけどだとしたらなんでみらいのスマホを持っているのかも謎。
 みらい殺害後自室に戻って零を呼ぶシーンも、あれはみらいと同室ということなんだろうか…?


 システムとストーリーの食い違いがとにかく気になる。
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 たとえば零はメフィス・フェレスに対してタメ口で年上の小衣(これで『こころ』は読みにくくない?)には敬語なんだけど、それはそれとして自室での独り言のようなものは敬語なのが気になる。

 クローゼットを選ぶと装備を操作できる、みたいに家具とシステムが対応していて、家具を選んだときの発言が敬語なのは何なんだろう…そして誰に喋っているのか…。

 現実パートがオマケになりすぎている。
 探索後、起床→セレマを撫でる→装備を変えたり色々→シレン の流れで、ストーリーの進行はシレンの中で行われるから現実で目覚めている間が虚無すぎる。
 というかみらいがいなくなったんだから食事に困るはずなのにそのへんの言及もロクになかったのは何なんだろう。
 目覚めたあとにセレマを撫でなきゃいけないのも必要なのか? 一択だし今のところメリットは全く感じない。
 ただ、敵の生前の情報が読めるのだけは楽しい。そのために遊んでいるのかもしれないと思う程度には虚無。

 アクションはいまいちだけどシナリオは良い、と聞いていたけどシナリオもあまり良いとは思えない。

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 零に感情移入できないのもそうだけど、感情の描写が雑に感じる。
 零→みらいへの気持ち、敵が人間だと気付いて自己嫌悪→やるしかないと思い直す、小衣→交際相手への気持ちとか、描くべきものはたくさんあるのに表現できていない気がする。
 章の終わりにキャラクターの感情が動く→涙が流れる がひとつのポイントになるんだろうけど、涙を流すまでの感情の流れが整理されていないので面白くない。

 せっかく繊細な絵だからこれに見合うだけの繊細な気持ちの表現が見たかった。
 特に2章は小衣が仲間になるシーンで、小衣の気持ちの変遷もかなり良いものになるだろうにかなり残念。
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 プレイ時間は2時間を超えたあたりで、今のところ良さを全く見いだせてはいない…けど、とりあえず続ける予定。
 なんだかんだで2Dの絵は綺麗だし零役の声優はシャニマスで灯織を演じている近藤玲奈さんで演技も良いし、3Dグラフィックも単調さやクオリティに気になる面があるにはあるけど雰囲気は好き。

 何より面白くはないけど不快でもないんですよね…零に対してやや変態化する小衣・フェレスが気になるけど行き過ぎた発言もないし。シレンの1プレイが20分未満と短いのもあってプレイ感が無味に等しく、無味なのでプレイを嫌がる気持ちも起こらない。
 シナリオの良い作品の中には序盤の動き出しはイマイチな作品もあるので、とりあえずプレイは続ける意向。
 アクションパートには最初から期待していないので、せめてシナリオにギアがかかると良いんですけどね…どうなんだろう。

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