俺達の世界わ終っている〜各END回収
女キャラはなんとなくの好感度順、男キャラは間に差し込みで私的に一番好きな七罪さんが最初でゲーム的に最後のほうが良さそうなイチレイが最後。
既に選んだ選択肢は誰の好感度が上がるか見えていて、選択肢を選ぶ難しさはそんなにないので楽。
完全に結果が読めない選択肢はテスト前の休憩時間の過ごし方くらい? 1周目は飲み物を取りに行ってユウノと遭遇した部分で、ここはさすがに難しいので攻略サイトを見ました。ありがとうヘイグ。
●七罪END(17章+18章)
各個別ENDに入ったかどうかは、カラオケ店を出たタイミングで追いかけてきてもらうことで決まる感じですね。
銃殺未遂の時もそうだけど、七罪さんの魅力は人間らしい弱さと愚かさが強く前に出るところだと思う。
自分だけは助かりたいもそうだし、この状況になってもやっぱり逃げたいと思ってしまうところが好き。他のキャラがメンタルやフィジカルに常人以上の強さがあるからこそ七罪さんの弱さが際立って感じられる。毒舌キャラではあるけど、その毒舌は七罪さんが自分を守るために身に着けたものなんだよな…と感じられるところが七罪さんの好きなところ。
更にコード入力で「HA」が打てず「WA」に。これはかなり大事なことでは…?
と思ったもののシナリオ上の大きい変化はそんなにない。現実に戻ってきてからの流れもほぼ同じ…と思いきや、
うわ! 続きだ!!
確かに本作はタイトルが「わ」なのに章タイトルが「は」だな〜と思っていたけど、ここでついに「わ」になるとは…!!
新世界体験がそれぞれのメンバーに対応している…となるとイチレイに対応した新世界もあるべきだけど、イチレイの新世界がここで来るとは思わなかった。死んでいるしさすがにもう無いと思っていたので結構嬉しい。
↑これはべつに嬉しくないです
イチレイがイキイキしていて可愛いな〜!
生きていた頃もこんなふうに過ごしていたのかな…と思うと寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになる。
でっかくなったジャンクマ、声も間延びしちゃって可愛くないね…悲しいよ…。
ここからのバトルシーンはもうメチャクチャ。
↑メチャクチャ。
ただこのメチャクチャさは制作側もキャラクター的にも意図してそうなっているものなので、このしょうもなさはかなり良い感じ。
こうやって考えるとノーマルENDの最終戦は真面目すぎたと考えることもできますね…いやエロリィむにゅむにゅだったしそれは気のせいだ。なんでもないでーーーーーーす。
ノクトゥルヌス…お疲れ様でした……。
とはいえ問題は色々残るわけだけど、
そのへんはイチレイと世界さんの大謀略でなんとかなったので良し。良いのか…?
あとはエピローグと個別END。
七罪さんと零時って年齢も1歳差くらいだしかなり組み合わせとして良いんじゃないのという気がする。やっぱり七罪さんが正ヒロインだった…?
とはいえさぶ生で銃殺未遂の時のあの音声を流すのはどうなんだ…さすがに茶化してはいけない部分では? と思えてならないんだけど、まあそのへんも人によって意見が分かれる部分かな。命の危機があった頃の重大事件を茶化したい(日常のワンシーンに落とし込みたい)と考える人はいるだろうし。
温泉旅行も行くし旅行ってことは……ということもあるし、まあハッピーなエンディング。よかったね!
●タチアナEND
タチアナの天才っぷりは全般的な強さなんですね。
タチアナの精神的葛藤と成長は本編で語られた部分がほとんどなので個別ENDはただただタチアナと楽しく過ごしていく感じ。
選択肢でミスったのは水着姿の時。セクシーだよじゃなくて可愛いよが正解だったとは…!
タチアナの講義、ぜったい出たくね〜〜というか人に教えることに向いてないんじゃないか??
●イルカEND
イルカさん、ヨガもできるし泳ぎもできるしサバゲーは言わずもがなだし、なんでそんなに太ってるんだ…?
七罪さん・タチアナはカラオケ店のあと職場まで来てくれたけど、イルカさんは来ず。
なので「WA」代用は零時自身がやることに。恋愛の中にいると気づけなくなるなら、零時は恋愛的に成功しないほうが頭脳的には安定するのでは?
エンディングはまあ友情END…友情??
というかイルカさんが葉子さんのことを好きなのってなんでだっけ…単純に見た目ということでいいのだろうか。
世界さんもイルカさんも、20歳を超えた女性のことをババア呼びするような攻撃性のない人なのでそこは安心感がある。
●ユウノEND
正直なところユウノのことは好きではなく期待もしていなかったんだけど、めちゃくちゃ良いエンディングだった…。
「た す け て」でドキドキさせてからのスカシもだけど、ユウノがしっかり現実と向き合って戦う、そのために綺麗じゃない自分「も」認めたところがとにかく良い。
明確な解決すべき問題を抱えているのがジャッジメント7のメンバー内でユウノだけだから、というのはあるんだろうけど、自分の持つ問題と真正面から向き合うシナリオが本作ではあまりなかったのでそういう意味でも新鮮。
最後のシーンはウルっときてしまった。かなり良い。
●アサノEND
七罪よりは年上でありつつ、エンディング的にはあまり恋愛色がない感じ。
そういう雰囲気や関係性のパートナーとして描かれているのは分かるんだけど、七罪さんがガッツリ甘い恋愛関係になったので、アサノENDの雰囲気は少し物足りない印象。
●世界END
家族を騙すための恋人のフリ、ラブコメではありがちだけど世界さんがやるんかい!!!!
まさかホテルスティングの内装をここで知ることになるとはね…。
●イチレイEND
もっとイチレイの気持ちを掘り下げるような感じになるのかな〜と思ってた。思ってたんですよ。
なんでヤンデレENDにした…??????????
ヤンデレENDそのものやバッドエンドなのは問題ないんだけど、イチレイENDでこれをやったのはかなり問題だと思う。
だって攻略対象が7人いて、うち1人が既に死んでいるとなったらその子を最後に回すのって割とある話じゃないですか。そんな変な挙動でもないと思うんですよ。その結果こんなバキバキのバッドエンドを最後に見せられるなんて……なんで……。
意図も分からないけどラストシーンが理解できなかった。
2人きりの世界でイチレイがみんなのことを忘れても零時は忘れていなくて、イチレイが妊娠して子どもの名前を世界にする…という一連の流れに救いがあるのかないのかが判断に困る。
どっちでもいいということなのだとは思う。世界と名付けられただけの子どもが世界さんなわけではないし、現実が滅んでしまったことは変わらないわけだし。
でも名付けの上ではジャッジメント7のメンバーたちが楽しく過ごせるという意味ではハッピーエンド…いやでもスタッフロールがノーマルエンドと同じだしやっぱりバッドエンドだな。バッドエンドです!
まさか最後にこんな後味の悪いものを見ちゃうとは思わなかったので動揺しているよ……。
プラスエピソードはせめて幸せな結末であってほしい…今度こそハッピーエンドだよね?