13章〜ノーマルEND
これまでのあらすじ:七罪さんルートに入った(入っていない)
また新世界に突入だ〜!
さすがにもうゲームキャラも出ないのでは? と思いきやゲームキャラでしかないものが出てきた。
イルカさん…現実でのスタイルはあんなんなのに理想はこんなんなのか…用語集から見れるステータスの全てに痛さが詰まっていて悲しくなるね…。
でも正直全人類心の中にメアリー・スーを飼っているはずだから私はイルカさんを笑わないよ。
いややっぱり見てるとキツいな…失笑が漏れそう。
私が女だからなのはあるだろうけどイルカさんのハーレム妄想はかなり嫌だな。
ライトノベルの男性向けだと複数の女性に囲まれる・取り合いされるものが多くて女性向けだと地位の高い男性との結婚・溺愛されちゃう系が多いので、そういう感覚の違いなんだとは思う。
↑オタクの好きなやつ
斑鳩自体はシリアス系最強かっこいい(笑)キャラなのにイルカさんの性欲のせいで各階でのバトルがしょうもないことになっているのがとても愚か。
何気に世界さんの変態プログラマっぷりも出ていてそこがすごく良い。
ここでタチアナを映すってことは、
まあこうなるよね。
いよいよクライマックス感が増してきた。あたかも斑鳩のしょうもないイベントは無かったかのように…。
ユウノ→イルカ→七罪とシリアスとギャグが交互で来るので大忙しですね。
しかしこの手の作品にありがちな繰り返しによる精神摩耗、本作は無いかと思ったらここで来るとは…割合ミニマルなストーリーなのでこういうのは起こらないかと思っていた。
ここ、すごく好きなシーン。
本作はシモネタも多いし話のトーンはギャグがベースなんだけど、それはそれとしてご都合世界ではないのが良い。
もちろん世界さんの副業出稼ぎでなんとか賄っているところとか、そもそも世界・タチアナの世界的頭脳など現実味がすごくあるというわけでもないけど、つまらんゲームを作っているし制作環境はお察しだったり、イルカさんが普通にどうかしていたりと現実での他者との繋がり方にはリアリティが感じられる部分が好き。
誰かのためではなく自分のために、という考え方もとても好み。
私が七罪さんが好きというのもあるんだろうけど、やたら七罪さんにフォーカスの当たるシーンが多い気がする。
個別ルートに入ったという感じはない(というかこの作品は個別ルートがなさそう)のでシナリオ上そうなるんだろうけど、こんなに七罪さんがメインヒロインでもいいんですか? と思ってしまう。
…しかし序盤はユウノ・アサノの出番が濃かったしトータルで見るとこれでバランスが取れているのかもしれない。どうなんだろう…。
ついにラブホの内装が明らかになる…かと思ったらさすがにそれはなかった。CERO-C(15歳以上対象)だから仕方ないね。
何気に背景の画面も全部ジャッジメント7になっている。しかしこのカラオケ店のオーナーがどこまでも不憫になりますね。
座標をいじくって全部浅草の中にあるってことにすればいいよ〜という流れはもっともなんだけど、
これはいくらなんでも罰当たりすぎないか…?
まあ良いなら良いんですけど。確かにここくらいしかこの大きさの施設は収められないもんな。
そんなこんなでラストバトル。
この3名が来てくれるの嬉しいな〜!!
斑鳩とノクトゥルヌスはそれぞれがイルカさんと七罪とイコールの存在なので出てこなかったということですね。最後にオールスターっぽくなったのは嬉しい。
ユーリーさんは完全な悪というわけでもないけどやってしまったコトはコトなのでちゃんと法で裁かれるようで何より。
無事に現実に戻ってきて、世界がいつもどおり穏やかなのを確認してEND。
これがノーマルENDで残りが7つなので、イチレイ含めジャッジメント7の全員に固有ENDがある感じかな。…さすがに世界・イルカENDが無くてみやび・葉子さんにENDがあるってことはないよね?
順番としてはやっぱり七罪さんが最初でイチレイが最後かなー。次回の記事では各ENDを回収していきます。