恋の痛みをスイーツで紛らわす少女の地獄
今回はお菓子の少女地獄。
キキリちゃんは渋好み。
全体もお菓子、具体的にはドーナツモチーフですね。
ドーナツモチーフなのは、ドーナツだからというより形のわかりやすさに依拠している気がする。
目標としては妄者の撃破のみなので、そんなに悩ましいところもなくただ撃つのみ。
敵の強さという部分でも平凡で、全滅で次のエリアに進むタイプだから敵の大群に翻弄されることもないのが安心。
手堅く進めるとも言えるし、退屈とも言える感じ。
まあ戦闘が下手なので余裕の勝利でもないわけですけど…。
毒沼が無限湧きするタイプが多いので助けられている。そうじゃなかったらかなり苦しい戦いになった感じがする。
リカバリも使い切る時は一瞬なので回復重視。そうなると時間はかなりかかるのですが、とりあえず順調は順調。
ただ困るのが、ドア付近だとカメラ配置が悪い時が多い。
次のエリアに入った瞬間、カメラがドアに引っかかって画面が見えない→でも敵は湧いてくる→毒沼の位置も確認出来ないから動きにくいけど動かないと敵が襲ってくる というので困っちゃうところがある。
とはいえ毒沼を踏んでのダメージ量はそんなに多いわけじゃないので、無理やり動いてカメラ位置を戻すのが安全かなという印象。
地獄の内容としてはスイーツはただの逃避ということで、現実逃避の話が中心。
ミッション開始前の画面が余裕のネタバレなので分かっていたことではあるものの、主人公・毒娘の視点とプレイヤーの視点に差が出るので違和感。
主人公たちにとっての情報としてはヒガンラジオの内容だけっぽいんだけど、プレイヤー的にはミッション選択時に地獄の概要が見えちゃっている。
そのため毒娘とかが「食べ物じゃなくて恋の苦しみからだったんだね!」とか言っても「知っているが…?」としか思えない。
キャラクターとプレイヤーの間で認識に差が出ること自体は嫌いじゃない。好意がバレバレなキャラと愛されているのに鈍感なキャラ、とかは王道の美味しさがあるしね。
とはいえ今回みたいなのは差が出ることに美味しさがないのであんまりかなあ、という感じ。
本作、結構頻繁にマンネリを感じることもあるんだけど、
そういうタイミングで別の毒娘が投入されるので本格的に飽きずに済んでいる感じがある。
存命少女なのは嬉しいんだけど、全然良い予感がしないぞ…「血と花」だからもう完全に植物に血を吸わせるヤツとしか思えない。
とか言ってたら本当にそうなんだよなあ。
(やっぱり地獄的にはお決まりなのだろうか)
↑詰み記念スクショ
具体的な状況が分かりにくいと思うので説明すると、ミッション内での目的(右上、今回は毒沼回収率85%)が出ている間、その場所から逃げられないようになるんですよ。
主人公の前にある壁がそれです。
で、今回私は手前に毒沼が見えたので毒娘を先行させる形で該当エリアに足を踏み入れ、壁が出来たタイミングで浄化を完了させたせいで主人公が壁の外に追い出された感じですね。
壁は乗り越えられないし、かといって別の場所に行くことも出来ないのでリトライ。
致命的なバグというよりは私の挙動がおかしかっただけなので仕方ないですね…毒娘を先行させる時は気をつけよう。
ひとまずクリアはしたけど、まあそうだよね…人死にが出てるもんね……。
とはいえ地獄がなんとかなればステッカーはもらえるしゲーム的にもOKなので良しということにしておきましょう。
この子。
妄者殺しは蛇の仕業とばかり思っていたけど、まさかあなただったとは…。
そして喪服娘と白毒娘が頼もしい〜〜〜!! 君たちの名前はいつ出るの…?
黒毒娘の片割れがどうして死んだのかというのがポイントになりそうですね。
黒毒娘を巡って白毒娘と共闘していく流れだろうか。楽しみ。