るーむ私記

プライベーーートなブログです

【sideM】はじめての全力疾走

アイドルマスターsideM プレイ日記です。

タイムプリディクション  私はアイドルが好きでアイドルマスターを遊んでおり、劇中劇はそんなにな〜と思っていたんですがタイムプリディクションは本当に…大変なことになっちゃいましたねとしか言えない。

 劇中劇を通して動くアイドルの心情や関係性が見てえ! とは思っていたけど劇中劇自体もかなり良かった。

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 Legendersはプライベートで誘い合ってどこかに行くことはなさそうだな〜と思っているので、こういうときに誘うのはクリスさん一択になりそう。
 クリスさんは屈託がないイメージもあるので、自分ばかりが誘っていることを気にしたりはしていない気がする。どうなんだろう。クリスさん、好きなものを好きだとてらいなく言うけど好きなものから好かれているかどうかはあまり気にしないのでは?

 想楽が「仲良しユニットみたいだねー」って言うけど君たちこの間もカラオケ行ってたよな?
 用件がないと集まらないところはLegendersらしいと言えばそうかも。カラオケもだし、今回も仕事の関係でという話だし。『用はないけど一緒にいたい』がないのはLegendersの特徴だと思う。今回はハイジョも出てくるけど、ハイジョは部活同じというのもあって用はなくても一緒にいる人たちだと思うから…。

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 クリスさんが海の起こりにいたくて、想楽くんはLegendersの未来が見たくて、雨彦さんはLegendersすらいないほどの未来が見たい。
 雨彦さんが人間好きなのか好きではないのかは掴めないけど、Legendersの中では他人の存在をもっとも重視しているのが雨彦さんだと思っているので少し意外。…いや自分たちが生きていないくらいの未来と言っただけで人類が滅ぶくらいの未来とは言ってないのか。なんでもないです。

 シナリオ外の話だけど、春名の「未来に行って自分の卒業式を見る」はどういう感情で受け止めればいいんだ…?
 別れの示唆としてエモを感じればよいのか、自虐ネタとして笑ってよいのかが分からない。ただ、なんかいいなあと思った。春名の留年って他人からすると口出ししにくい領域なんだけど、春名自身があまり気にせず喋ってくれるからこっちも気負わずに済むというか。

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↑やっぱり誘うのはクリスさんから。
 想楽は兄と二人暮らしだった気がするんだけど家事は分担しているのだろうか。二人とも仕事はしているから中食が多いのかもしれない。どうなんだろう。

 あと最後の想楽と雨彦さんの会話めちゃくちゃ好き。
 過去イベントでも思ったことだけど、想楽と雨彦さんの会話はお互いが本当に言いたいことは言わず、外堀の会話だけで用を成すところがあると思っているので、今回直球に近いかたちで想楽が聞いたのも良いし、雨彦さんがはぐらかすわけでもなく即答もしないのもなんか良かった。

 これ、もうイコールで「雨彦さんは遠い未来を見たいわけではない」だと思うんだけど、じゃあ雨彦さんはどこに行きたいんでしょうね。リメショが出てから日が浅いのもあり、あの頃の自分を助けたい気持ちは少なからずあるのだろうか。
 サイメモも見たんだけど雨彦さんのことまだ全然よくわかんね〜〜〜んですよね。私が知る日までみんな内緒にしていてね。


ここから劇中劇。

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 は〜〜〜〜〜ここにハイジョしかもこのふたり持ってくんの…そう……そっか〜〜〜。
 未来を担保に取られている彼らを春名・隼人が演じているのなんかいいな。

 シナリオの外の話として、春名がマッドな雰囲気の役割を演じるのすごく興奮する。この世界のジョオタ(いま決めたハイジョのオタクの名称)大丈夫か? 私だったらダメになるが…。
 春名が雑誌通常号でイケメン扱いされてるのすごく好きなんだよな〜〜本人が自分の顔について言及することがあるかは分からないけど、顔に頓着した様子がないところも好き。
 そもそもSideM、全員アイドルだからある程度は顔が良いのは当然として自分の顔の良さを自覚している人間ってどのくらいいるんだろう。Jupiterは全員自覚ありそうだな。Wも分かっていそう。朱雀は自分の顔を良しとしていそうだけど一般的な審美意識とは違う部分で自分の顔を評価してそうだな…。

 本編に戻ると、想楽演じる真白ノイの役がギムナジウムでも似たようなの見た!って感じでウケる。あの世界の人間、想楽に生意気な役か傀儡人形しかやらせたくないのか? わかる〜!!

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 これ、時計ミュージアムに行った時の話に対応してるのか!
 海の発生を見たいクリスさん=理人が過去の思い出に固執して、遠い未来を見たいと言った雨彦さん=ナハトが未来を歪めて、これからのLegenders、長くとっても数十年以内の近い未来(時代区分としては『現代』)を見たがった想楽=ノイが今を見るように言うという…頭がいいな…。
 単純にストーリーラインも綺麗だし、ここもすごくよい。

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 そして理人は過去から「今」を見ることができたけど、ナハトは過去と未来ばかりを見て「今」を見ていないのね。
 ここで意見を変えるのがクリスさんなのもメタ的に意味を感じる。

 Legenders、および候補生たちは全員歴史上人物のモチーフを持っていて、クリスさんはクリストファー・コロンブスなんですよね。
 コロンブスといえば新大陸の発見とかもあるけど奴隷制度の絡みもあって功罪が大きい。当時と今で評価も違うし、義務教育の授業で習うのと大学やプライベートで学びを深める中でも別の視点が見えやすくなるのがクリストファー・コロンブスだと思う。
 逆に雨彦さん・想楽のモチーフ元人物はそういうのがあまりない(あの2人について専門に学んだわけじゃないからあれだけど)。だから、ここで変容する役割をクリスさんが得たことに大きな意味を感じる。

 あとここも時計を見に行った時と対応していて、やっぱり雨彦さんはあの時未来より過去を見たい気持ちが湧いたんじゃないかと思う。でもそれを言わなかったんじゃないかと思う。

 ナハトは父の死によって変わってしまったんだけど、そうなった時にナハトに必要だったのは未来での再発防止の前にグリーフケア、死んでしまった父を悼んで過去と向き合うことだったんですよね。負った傷を治さずに未来を見たからこんなことになってしまっているわけだけど。
 ナハトは未来に向けて大いなる父=アスミルを作ることよりも、父を弔って自分のケアに当たる、過去と向き合う時間を取ることが大事だった。過去をおろそかにして未来にしか目を向けなかったことがナハトの悪い点だったと言える。

 SideMの劇中劇はアイドルの負のIFストーリーを兼ねることも多いので、それを踏まえるとこの劇中劇が来る前に雨彦さんのリメショが来ていることにも意味が感じられますね。ここまでくるとさすがにオタクの勝手な深読みですが…。

 そういえば雨彦さんってご家族はどうなってるんだろう。おばさんがいるのと、通常号で葛之葉家の男性が一人出ていたけどそれ以外は完全に不明? だとしたら雨彦さんが過去にご家族を犠牲にした可能性もある? ここまでいくとさすがに妄想すぎるのでもうやめます。過去のイベントを開けていくうちに分かることが増えたらいいなあ。

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かわいいね!!

 今回上位報酬雨彦さん・ガチャSRクリスさん・ポイント報酬想楽なのでどうしても雨彦さんクリスさんにフォーカスを当てたくなってしまうけど想楽めっちゃくちゃ可愛くない? 想楽が可愛いんじゃなくてノイが可愛いんだけど、ノイが可愛いってことは想楽が可愛いってことじゃない? ことなんですよ。

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 これな〜〜〜〜〜〜〜〜…………。

 前々からLegendersの中で他人を必要としているのは雨彦さんだけだとは思っていたけど、翻せばそういうことでもあるんですよね…。
 葛之葉家が独特なご家庭なのでどこまでが雨彦さん自身の性質でどこまでが家の教育によって得た性質かは分からないし判別も無理なんだけど、どうあれ雨彦さんは他人と距離は取るとしても他人を退けはしないんですよね。

 ポイントは興味がないけど自分を粗末にはしていないところかな。
 食べ物の好悪はあるし趣味もある。ただ、雨彦さんだけの意志で絶対にやりたい・やりたくないが無いのかもしれない。人生そのものを貫くこだわりがない。
 そう考えるとS.E.M.の硲先生とは対極の印象がある。硲先生は人生を通してやりたい・やるべきことがハッキリしているもんな…。


 劇中劇ラストシーンで傘を渡すのがすごくよかった。
 雨彦さんは晴れ男(何月だったかのシーズンボイス)と発言があったけど、その雨彦さん=ナハト亡き世界では誰も予想できない雨が降る。でもその分、我々が虹を見つけた時みたいな喜びも未来にはあるのかもしれない。

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↑ここ、「お互いに」なのが素晴らしい。雨彦さんのことも教えてくれるのね。

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 ここも「バディ」という言い方なのがいいな〜!
 もちろんこのお仕事の中で理人・ノイのバディがあったからそこから引っ張った言葉なんだけど、仲間とかじゃなくてバディ、仕事相手として信頼している、くらいの温度感なのが大好き。
 Legendersがプライベートなつながりを持つことは今後もないだろうけど、意図的に距離を取ることもないんだろうな…と思えて嬉しい。



 以下、今回のイベントのシナリオ外のこととか色々。

●隼人・春名を出演させた意図
 一応言っておくとキャスティングへの不満ではないです。
 今回の二人の劇中劇上での立ち位置は「まだ起こしていない罪によって囚われた大切な人がいる」だけど、そこにこの2人を当てた意図がよく分かっていない。

 もちろん現実にある映画や舞台などのキャスティングは「その役に似合うかどうか」で、それを演じる人間とその役のバックボーンの一致とかはまったく重視されるわけではないし、劇中劇においても文脈を積むことは必須ではない。
 とはいえフィクションの劇中劇なんていくらでも文脈を積めるんだし積んだ方がユーザー受けも良くなるから、積めるなら積むと思うんだけど今回はどういう積み方なのかがよく分からない。これはハイジョに詳しくない私の罪の話をしています。

 実際問題文脈だけで出演アイドルを決めるわけでもないし、出演上のローテとかを見て選ばれた可能性もあるのでそんなに文脈を積んでいない可能性もある。
 単純にLegendersとの対比でプライベートでも仲良しなハイジョを選抜した可能性もあるし、まあこの辺は考えても無駄なんだけどちょっと不思議に感じた。繰り返すけどハイジョが出演したことへの批判ではないし、シナリオの否定でもないです。私には意図が読み取れなかったよ〜って話。

●マラソンイベは結構すき
 Twitterとか見ていると今回のマラソン形式は結構嫌がっている人を見かけるけど、私はそんなに嫌いじゃない。はじめてプレイしたSideMのイベントがマラソンだったからかもしれない…私にとってマラソンイベは親鳥だった…?
 シナリオの分量が増えるので嬉しいのと、ボックス回せば上位報酬がとりあえず1枚は確保できるのが嬉しいので好き。次点はビンゴ。あとのはよくわからないしそんなに好きではない。チームイベは嫌(協調性がないため)。

●上位報酬がほしい
 今回は上位報酬めざして頑張っています。
 500位以内に入れば良いらしく、現時点で300位前後。悪くない位置にいるけどメガホンは割り終わっていて備蓄はバーが400くらい・ゼリー90くらいなので余裕はなさそう。というか多分500位からは落ちるだろうなという感じ。
 【覚悟】がキまっているわけでもないので飽きたり疲れたらやめるつもりだけど、パネミ解放したから今日のSideMおしまい! バー養殖! みたいな感じである程度節制しながらプレイしていたので資源を使い切る覚悟でプレイできるのは破滅に向かっているようでとても楽しい。
 走りまくっているおかげで副産物的にUPCも進むしマニーも貯まるしそっちもかなりありがたい。ハロウィンイベも形式によっては走ってみてもいいかもしれない

●卯月巻緒
 私はSideMでの担当とか推しとかはLegenders・THE 虎牙道・卯月巻緒・兜大吾ということにしており、今回は休憩に巻緒がいるのでずっと巻緒と喋っている。
 巻緒のいいところはケーキが好きというのが彼のかなり大きい部分を占めているところで、他アイドルたちの好物(雨彦さんのお稲荷とか)とは一線を画すレベルであるところ。ソロ曲で自分の好きなものの話ばっかりなのはあなただけなのよ。

 咲ちゃんと遊園地に行く時の選択肢を選んだあと「ここならトイレが近いから髪を直しやすそう」って言うのが紳士でとてもよいのと、神谷の家でパーティをする時のお土産選択肢にケーキが入るところ。
 さすがにケーキを選んだら体力20回復(シャニマスで言うところのノーマルコミュニケーション)だろ…と思って選んだら「荘一郎さんはどんなケーキを作るんだろう」とか言い出してボナタイ発生(シャニマスで言うところのパーフェクトコミュニケーション)したのでウケちゃった。ケーキへの欲望、無限か?


言いたいことは以上。私はマラソン走りに戻ります。さようなら。