エピソードゼロ
Legenders、Cafe Parade、Altessimo
●Legenders
私がこのところ一番興味があるユニットはLegendersなんですが、一番興味があるユニットのエピソードゼロをいつ読むかは悩ましいところ。
最初に開けるか最後に開けるかしかなくない？ と思っていたけど、我慢できないのでそろそろ見ておきます。
SideMのアイドルはそれぞれアイドルになった理由を抱えているものの、理由の軽重は割と人それぞれ。
Legendersは理由が重くない(人命がかかっていたり、その人の人生の上で必須ではない)のでそんなに暗い話にはならないはず…とは思っていたので、そういう意味では予想通り。
とはいえ、思った以上に想楽の心情が分かりやすく書かれていたのと、描かれた想楽の心情が想像していたより深みがあったのでかなり良かった。
「人と違うことをアピールするのは無個性を自覚しているから」まで理解しているのは分かっていたけど、「だから、自分もそう」まで思考が及んでいたのには少し驚いた。いや、そりゃそうなんだけどこんなにハッキリ語られるとは…。
一応想楽についてはエムステのユニットシナリオとモバエムのサイメモである程度理解はできていたつもりだったけど、公式でこんなに分かりやすく深みが提示してもらえたのはとても嬉しい。
モバエム雑誌通常号を読んだ限りだと、人に合わせている兄や友人、大学の人間に対して「ああはなりたくない」という意識が強いようなイメージだったけど、エピソードゼロでは更に踏み込んで「ああはなりたくないけど、自分もああしている」まで進んでいるのが良いですね。
↑なんだその口
兄、髪そういう感じなんだ…。
これでまた髪色の不思議が深まったな、という気がする。
兄の髪色が地毛とした場合、遺伝子がメチャクチャではないか…？？？どうなんでしょうね。
兄、サイメモでぶっ倒れたイメージが強かったので社畜っぽい、渋々仕事をしている人、のイメージがあったけどそこまで仕事を嫌がっていなかったのでそこは良かった。
●Cafe Parade
めっちゃアスラン喋るじゃん！！！！！
普段のアスランの喋り方が人に向けた言動で、素と呼べるのはどこなのか曖昧だったけどこのモノローグ喋りがアスランの素っぽい。
いわゆる僕ラン、サタンがいなくて異常に気弱になっている姿はアスラン自身にとっても素ではないと考えてよさそう。非常事態に直面して動揺している姿が僕ランなのかな。
師匠の話は2021年9月頃実装のサイメモでもあったらしい…ということで、モバエムで情報が提示された順にサイスタでも提示されるわけではないことがここで判明。
ちなみに私はアスランのサイメモはまだ開けていないので、太郎とかそのへんの情報は初出。日本人なの？
うまく読み取れなかった部分もあるけど、アスランの保護者ってどうなってるんだろう。サイメモで出てくるような噂を聞いたので、そっちでの情報を読んだ方がいいかもしれない。
↑このポーズすき
堕天使サタンへの最初の反応からして神谷の人の良さが出ている…一旦自分の中に受け入れてくれるところは神谷の良いところだよなあ。
神谷と並ぶと東雲さん、なんかちっちゃい？
肩幅も普通にあるんだけど、ポーズのせいか妙に小さく見えてかわいい。カフェパレの大人3人は非体育会系なので服を着ていると細身の男性くらいなんだけど、モバエムとかで露出された腕を見るとちゃんと筋肉があるのでそのへんのギャップが好き。カフェパレのユニット衣装はきっちり着込むところが魅力的な衣装なので、今後は腕がよく見える衣装とかも実装されたら嬉しいなー。
東雲が、神谷の持つ優しさを尊重した上でカフェパレ(店舗)を守ろうとしているところがとてもよかった。
↑このバランス感覚を東雲が持っているのがカフェパレの良いところだよなあ。
神谷は世界中を旅してきて、自分とは違う部分がある人を受け入れることに馴れすぎていて、言ってしまえばちょっとヤバい人も受け入れてしまうのかもしれない。東雲の、カフェパレの理念に賛同しながら客観的な視線を保っているところはすごく神谷の助けになるのかもしれない。良い組み合わせだな…。
そしてここでアスランが神谷には心開き気味だけど東雲とはまだちょっと距離があるところがかわいい。
●Altessimo
ストレートにメチャクチャ嫌な奴が出てきてびっくりしちゃった。嫌な奴〜〜〜〜！！！！！！！！！！
単純にあの嫌な奴はビジネスの才能ないんじゃない？ 麗さんの聞こえないところでやろうよそういうのは…。
大ステージでこれをはっきりと告げてしまうところ、麗さんの胆力すごいな。
お姉さま！！
お姉さんが麗さんのこと「麗さん」って呼ぶのすごくいいな〜。家の調度の感じからも裕福さが伺えてすごくいい。
都築さんのご友人も出た。モブが多い。
Wは当然そうだった通り、やっぱり2人ユニットになると1話の時点で双方が登場するのは良いですね。
そもそもエピソードゼロが全部で何話あるのかも不明だけど、話数はユニットの人数によって変わるんだろうか。
ユニットによってユニット結成までの合流にかかる時間に差があって、たとえばS.E.M.みたいにユニット結成前から面識があったユニットはそれぞれの背景にフォーカスしてもフォーカスされていないアイドルの顔を出しやすい(硲先生がアイドルになる前のエピソードに舞田や山下先生が登場しても不自然でないという意味)けど、Legendersは1人にフォーカスするとそれ以外のアイドルにはほぼ焦点が当たらない。実際、現時点でのエピソードゼロも想楽しか出ていない。
なのでエピソード話数が全ユニット同一数だと不満が出そう、かといってエピソード話数がユニットによって偏ってもそれはそれで不満が出そう…なのでどうするんだろうと気になっている。
個人的にはエピソード話数で揃えるより、掘り下げの深さで揃えてほしいので、エピソード話数がユニットごとに差があっても良いと思う。2人ユニットと5人ユニットでは掘り下げに必要なエピソード数は変わるだろうし、5人ユニットでもハイジョとカフェパレはまた違うと思うので、5人ユニット間でも話数が違っても良いとは思う。
現時点でサイスタのシナリオに信頼がおけるから単純な「数」の差があっても気にならないと思えているんだろうなあ。それはとてもありがたいことですわね！
