ジャックジャンヌ プレイ日記です
体験版(新人公演のみ)
Switchを買ってすぐに体験版をダウンロードはしていたんだけど、体験版はセーブ・ロード機能が使えずまとまった時間でプレイするしかない、ということで長らくお預けにしていた。
もともと本作は私がSwitchを買う前、本作の発売前から気にはしていた。
気にしていた理由は、本作に登場するキャラクターの一人を、アイドルマスターSideM 葛之葉雨彦役の笠間淳氏が演じていたから。
発売後ずっと動向は見ていたけど評判も良いようだし、ということでやっとプレイ開始。
男装して男子校(歌劇団)に入学する、くらいの情報は持っていたのでその辺は特に問題なし。
恋愛的な話の筋とは別に兄関係の謎があって、それも大事な筋になる感じかな。
笠間淳氏が演じるキャラクター目当てで始めたけど、今のところ一番気に入っているのは根地さん。詳しい話は後ほど。
モノローグがないのはかなり面白い試みですね。
ただ、それで不自然になっているシーンはそんなにない。休日にあおと過ごした際、あおが「抱きついた!」って言うところに違和感はあったけど、こういう違和感のある喋りの人間はいるしな……と流せる程度。
アドベンチャーパートを挟みつつパラメータを上げ、公演本番ではリズムゲー要素が入るのは面白いですね。
私は根地さんを気に入ったので、パラメータはエチュードを優先して他は同程度。新人公演を迎える体験版終了時点でのパラメータは、表現が15・他は5~6くらいで横並び。リズムゲームはいずれもイージーモードSSランク、クラス賞と金賞獲得なのでこれで問題はなさそう。
メインはアドベンチャーだと思うし、リズムゲームをイージーにさえしておけば、ここで詰まることはないくらいの難度なのかな。
○気になっていること
細かい謎はいくつかある。
・継希はなぜいなくなったのか、何をしているのか
・主人公の家が経済的に逼迫しているのは継希とどう関係があるのか
・校長の目的がいまいち納得できない
・継希がいなくなった後のクォーツには何があったのか
・オナカはなんなのか
主に継希まわりが謎で、これは後々明かされるだろうから楽しみ。
校長はどうだろう。新しい水として主人公を入学させた、というのも嘘ではないだろうけど、他にも隠している目的があるんじゃないかと気になる。継希をおびき寄せるor継希の情報を得ることが一番の目的なんじゃないかとも思う。
オナカについては、女性向け作品にありがちなマジカルペットとして捉えている。作中で大事な役回りを担うだろうけど、それは今考えてもしょうがない。
……というかお腹に月の模様があるし、継希と何か関係あるんだろうか。継希本人だったりする?
○ストーリー
序盤も序盤だし今のところは普通。
ユニヴェール学園の設定上、主人公の容姿や声などで女性と看破されることはなさそう。全寮制だけど個室っぽいし、お風呂・着替えみたいなハプニングもあまりなさそう。
歌劇中心の作風のようで、寮生活があまり描かれていないのは今のところ少し気になる。食事や門限などの細かい設定があれば、もっと面白さを感じやすいと思うのでこれからが楽しみ。
性別バレの展開がなさそうなのに附随して、セクハラ等の不愉快なイベントが少なそうなのは好み。
同じ男装で男子校に潜入する漫画「花ざかりの君たちへ」は主人公がたびたび服を脱がされそうになって性別バレの危機に瀕していたけど、本作は女らしい男子生徒が多数いても自然なこともあり、危機の演出をするにしてもそういうのはないだろうと信頼できるのが嬉しい。まあ時代も時代ですしね。
あとは歌劇が舞台になることもあり、全員が自分の容姿をある程度客観視しているのが良い。
女らしい外見も武器になる特性上、恵まれた容姿なのに悩む、みたいな傍目には無駄な感情が少なそうで好き。
そういえば宝塚モチーフの漫画「かげきしょうじょ!!」では娘役志望の子が身長が伸びすぎて娘役でいられなくなる、という描写があったけど、本作でもジャンヌ志望がジャックになってしまう、みたいなのはあるんだろうか。それはちょっと見たい。
○公演
ストーリーが頭から見れるのは嬉しい! 衣装の立ち絵もあるしキャラクターの演技も見れてリッチな感じが嬉しい。
というか3Dのダンスとミュージックビデオ風の演出もつくし贅沢な作りだな~~!! 個人的な欲を言うと3Dダンスの時は設定上はメインキャスト以外の生徒たちも周囲で踊ったりしていると思うので、そこも見れたら嬉しかったけど流石に求めすぎかな。動作重くなりそうだし仕方ないね。舞台上での選択肢は、とっさの判断であることを示す演出として時間制限があっても面白かったかもね。ストレスを排した作品作りっぽいから、無いのは無いで正しいとも思う。
歌がほぼフルで聴ける分リズムゲーパートが長く、イージーだとちょっと退屈かも。ノーマルならゲームとしてちょうどいいかもしれない。
しかしリズムパートの初期のボタン配置がなんか分かりにくいな。このまま慣れていくかカスタムするか悩み中。
以下、各キャラクターについての印象など。
○寿々
熱血系という解釈でいいのかな。
新人公演時点ではダンスが不得手・台詞をよく飛ばす・本番前にどっか行くなど、未熟な面が目立って今のところは良い印象がない。
伸びしろのある性格だし、演技面での今後が楽しみ。
ヘアメイクでだいぶ見た目が変わるので、今後思わぬところでツボにはまる可能性があり警戒中。やだ~~!(嬉しい)
○創ちゃん
私は幼馴染・腐れ縁系の関係性が好きではなく、彼は主人公の幼馴染なのであまり恋愛(攻略)対象としては見れていない。
気弱で大人しいところなど、性格として鳳さんや寿々との対になるんだろうとは思うけどこれからどんな魅力が出てくるんだろう。
○白田さん
根地さんに続いて好き。
母親がだいぶイヤなヤツだった。関係性が悪い+母親が手のひら返しをした状態っぽいので、理解がない母親を振り切って学園に入学した・放置状態で居心地が悪く家を出るために学園に入学した とかそんな感じだろうか。
歌うのは好きで演技はそこまで好きじゃないのがなんかいいなと思った。
○高科さん
高貴!
ヘアメイクとか興味があるっぽい。ユニヴェールが好きというよりは、好きな物の中にユニヴェールがある感じかな。
性格はあまりよく分かっていないけど、ホクロがセクシーで良いですね。おでこを出すヘアスタイルも好み。
○睦実さん
本作を始めるきっかけとなった人(声)。
ただ私は上級生らしい上級生、みたいなキャラにあまり惹かれないので今のところ魅力はそこまで感じていない。
オナカの命名もそうだし、根地さんとは別の意味でマイペースなところがありそう。マイペースさの度合いや方向性によっては好きになる。
声については今のところ特に感情はない。ただ声優が同じ別のキャラクターで比較すると、雨彦さんの声ってセクシー寄りなんだな……と再確認できて面白い。彼がメインを張る歌が聴いてみたいですね。
○根地さん
一番好き!
芸術テーマなら一人は欲しいタイプのエキセントリックキャラだな~と思っていたけど、少し表情が消えた時の顔がとても好み。
笑った時の顔が ><←こんな感じで子どもっぽいのも可愛い。
この手のエキセントリックキャラは特別好きってこともなかったのになんで根地さんは好きなんだろう。自分の天才性を自覚しているっぽいけど人を見下してないから良いのかも。
……と思ったけどワールドエンドヒーローズの浅桐真大さん(エキセントリック系で人を見下す)も好きだな。子どもっぽさがあると好きなのか?
出会ってすぐに非攻略キャラかと思ってしょんぼりしたけど攻略キャラっぽいですね!?!?最初は根地さんと恋をしたいです。
歌劇に関わっていられる時間に制限があるっぽい。卒業後は歌劇に関われないのかも。どういう事情かはまだ分からないけど家庭の都合だろうか。
○
プレイした感触はかなり良い。
特に公演シーンで、客が入った状態のホールが見られること・歌と映像で舞台への没入感を高めてくれる点がかなり良かった。
まとまった時間ができたら遊びたいと思います。