仮面ライダーガッチャード 視聴メモです。
1話～11話
これまでの仮面ライダー視聴履歴は、クウガ・アギト・ゼロワン・リバイス・ギーツ。ゼロワン以降はリアルタイム視聴。
ギーツとはテイストが全然違い、カラッとした明るさが楽しい。
●明るく楽しい錬金アカデミー：何気に令和初の学園もの
令和初ってことは令和ライダーから視聴を始めた私としても初ってことです。
舞台が学校なのもあって、作風は全体的に明るい。戦いが生死に直結しないことと宝太郎の性格が大きいですね。
今のところ、ライドケミートレカを集めつつ人助けをしてアカデミーの人々と親交を深めて…くらいでストーリーの縦軸の動きは鈍い。それでも停滞を感じにくいのは、宝太郎たちが楽しく生きている姿そのものが観ていて楽しいからかもしれませんね。
●多彩なフォーム：毎週このCGを見てもいいのか！？
怪人態のベースが多腕でかなり好き！
怪人態もガッチャード自身も、基本スーツに装備を付け替える形でバリエーションを出しているのが良い。これはギーツの時もそうでしたね。
今回は戦闘中のカードの付け替えや、形態の変更（いわゆる変態）が可能なので、バトルシーン1回の中でも姿が変わるので見ていて飽きない。
特に敵の撃破時はライダーキックを踏襲しつつ、キック直前に姿を変えるのが面白い。面白いんだけど、キック直前に滞空するとキックの威力が削げないか？？とは気になっているよ。
ケミーたちはCG、厳密にはLive2D技術を使っており、ホッパーを筆頭にびょんびょん動くのでびっくりする。今の映像技術ってこんな凄いんだ！？
今のところライダーはガッチャードのみで、たまにクロトーが肉弾戦をする。戦闘に参加するメンバーのバリエーションは乏しいと言ってしまえるんだけど、上述のカードの付け替え・変態があるので特に気にならない。
●冥黒の三姉妹がとても好き
キャラデザが強い！女三人なのも好き！
リーダー格っぽいアトロポスが一番幼いのも良い……赤と黒のツートンカラーの唇、衣装やメイクから漂うエジプト感も人間のまま異形っぽさを出す役割を担っていてとても良い。
アトロポスの戦い方が謎の立方体に息を吹きかけるだけなのも、得体の知れなさが強くて好き。アトロポス役の沖田絃乃さんがまだ10歳で、激しいアクション等は難しいことも関係はしているんだろうけど、アトロポスらの正体不明感を強めているので素晴らしい。
キャラ立ちも素晴らしく、幼くて無感動なアトロポス、華やかに笑うのにうすら寒いラケシス、粗暴な強さを持つクロトーと、それぞれの魅力が現れていて画面に登場するだけで嬉しい。
個人的にはクロトーが気になっている。でもラケシスの魔性の女っぷりもね……アギレラ様（リバイス）を初めて見た時みたいな気持ちが蘇りますね……。
敵組織が女性だけの集団な点も珍しいので気に入っている。
●今後どうなる三姉妹
気に入ってるんだけども！ だからこそ、今後の展開で冥黒の三姉妹がどう扱われるかは期待と不安が半分ずつある。
仮面ライダーは一年続く作品だから、初期に登場した敵がずっと敵として君臨し続けるわけではない。実際グリオン様とかいうのが名前は出ており、三姉妹の上位者かもしれないと思っている。
個人的に冥黒の三姉妹は良い意味で女性らしさがないので、三姉妹の上位者が男性で「お父様」とか言い出したらイヤだな～～と思っている。
でも宝太郎・りんね共に父親がフックになってる＋三「姉妹」なんだから父親みたいなものは出る可能性は高いんだよな～～厳密に言うと三姉妹の父親が出ること自体ではなく、三姉妹と父親の関係性の問題なんだけどどうなんでしょうね。
とはいえ本作、宝太郎・りんねの関係性に恋愛色がゼロで加治木・聖さんの関係性も恋愛とは限らない（限りなく恋愛だけど明言がない）など、男女の関係についてはかなり好み。なので三姉妹についても父親が出るにしても嫌な出方にはならない気がしているんだけど、単純に今の三姉妹が好きだから今のままでいておくれ！の気持ちが強い。
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来週の12話からぼちぼち話が動き出しそうな雰囲気が出ている。
冥黒の三姉妹の出番が増えてガチシリアスな流れがあると嬉しいけど、同時に今の牧歌的な雰囲気も崩さないでほしい。来週からも楽しみ。
