アーキタイプ・アーカディア プレイ日記です。
Ⅵ-8.迫る絶望
録画禁止区間に入った時はこの辺で折り返しかな? と思ってたのに随分遠い場所まで来た気がしますね。
現在の進行点は、具体的にはアレグロの記憶カード・カーラが取り戻されて、チュラルさんのネクロマンサーによって父親の記憶カードの形を知ったところまで。
かなりゆっくりプレイしているから記憶が曖昧な部分も出てきたけど、今後はGMまわりをどうするのか・アレグロがどうなっちゃうのか あたりを、狂信者との戦闘を絡めながら書いていくのかな~という気がする。
アレグロ過去編(カーラの記憶カード)、だいぶ長かったですね。割と細切れにプレイしたのもあって、何日もアレグロの記憶に付き合ったような感じがした。
カーラの記憶カードの話。
3人の父親がだいぶ過保護極まっていてそもそも3人父親がいる時点で母親はだいぶ……みたいなのはあるんだけど、そういうヤバさすら善の中に組み込まれてしまうことがあの集落のヤバさだし、あの集落のヤバさがつまりこの世界のヤバさでもあるんだろうな~~と思った。
今のアレグロがカーラばかりを善と仰ぎ、愛する理由は強く分かった。
私はアレグロがとても好きなのでこの辺はとても好きな描写が多くてハッピーだった。いやハッピーっていうかつらいんだけど、アレグロのつらさが知れてハッピーだったというか……。
アイドルマスターSideMの眉見鋭心が好きな方はアレグロにハマる率が高いと思うのでぜひプレイして欲しいと思いました。
アレグロが信じたいような絶対的な善はほぼ有り得ないことで、アレグロがカーラを信じることにしたのも共感ができる(人の気持ちになる、想像する)からなんだよな、と思いました。
だからアレグロはルストを大事に思ってくれたんだな~~と思うとなおさら現状がつらいですね。
記憶を失った母親が壊れちゃったのも悲しくて良かった。
記憶を持っていた頃の母親が日記を残していたのがどういう気持ちだったのかすら分からなくなって、本人なりの善が空回りしているのはしんどかった。でも現実ってこうなのよね。
しかし記憶カード=本人の印象に残っている出来事だから、エピソードが立て続けに繋がっても違和感が薄いのは良いですね。
カーラも可愛かったな~!!
ウォーターフェニックスのヒロイン、主人公(相手となる男性の意味)の精神的支柱どころか精神そのものになりがちなんだけど、カーラも例に漏れずそうなのよね。
幼いころは意思の疎通が難しい・アレグロ自身も苦手に思っているのもあってあまり良い印象はなかったものの大きくなってからのカーラが本当に可愛い。
クリスティンはヒロインと言っても妹だし、恋愛とか性の対象って感じは全然ないのに対してカーラはがっつりその手の対象って感じがして良かった。最悪なる災厄人間に捧ぐのクロもあまり恋愛とか性の対象としてのヒロインって感じは薄かったからちょっと新鮮。そしてこういう可愛さを出されるとドキドキしちゃいますね。
特に記憶の最終盤、震えながらアレグロを誘うシーンは泣けるエロゲーの気配があって良かった。ストーリーの進行に合わせて解放されるエクストラシナリオとしてアダルトシーンがあるタイプのゲームだ!(最悪)
回想系はスチルが豊富なぶんイラストは単色だから、たくさんあるカーラのイラストもほぼ全部単色+唯一のカーラは現時点での原罪病に侵された姿しかないのにこんなに可愛いのは凄いことですよ。
なんとなくカーラを見ていると最悪なる災厄人間に捧ぐのなつを思い出した。そんなに似てるわけではないんだけど。
その他、現時点での感想。
・日輪騎士団編くらいから使用頻度が上がったバトルBGMがいかにもなバトルBGMで流れるとちょっと面白い
・クリスティン、人間味が増して徐々にお子様感が出ていてカーラとは別ベクトルで可愛い。マスコット系の可愛さ。最近見たシーンだと、リア→オリーブの「弱そうだから守る」に対して強そうに見せかけようとするところが可愛かった。というかリアさんとクリスティンの組み合わせってめちゃくちゃ可愛いんだよな。
・この作品はかなりヘテロセクシャルだな~と感じている。性愛は異性間でしか発生していないよねってだけで、同性愛を含むQとかAとかが否定されているとも思わないけど。良し悪しではなくただそうだなと思ったので一応書いておく。