るーむ私記

プライベーーートなブログです

【ジャックジャンヌ】黒門さんルートは心が痛い



ジャックジャンヌ プレイ日記です

11月2日~1月10日
1周目 根地黒門ルート

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 首尾よく黒門さんルートには入れたけど……けども!!

○冬公演

 まさかのアルジャンヌと、クォーツの次体制への準備。
 ここで白田さんのアルジャンヌ起用が意外とされているけど、例年はどうしているんだろう。
 ただ、アルジャンヌ・ジャックエースが三年とは決まっていないので、確立されたアルジャンヌ・ジャックエースがいればその人が在学中はその人がやり続けるものなのかな。

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 白田さんが感情を爆発させてしまう件、分かるような分からないような……という感じであまりノれなかった。
 歌う以外はしたくない、アルジャンヌじゃなくて手堅くトレゾールでいきたい、あたりの考えがあるのは分かるし、それならダンスの負荷も高いアルジャンヌが嫌なのも分かる。
 他の生徒たちが負荷や課題は感じつつストレスで爆発していないのに、白田さんだけ爆発した理由がイマイチ理解できない。
 個別イベントを見れば分かるのかな。今のところも「入学前のユニヴェールでトレゾールが歌以外はイマイチで、これなら自分でもできると思った」という動機は聞いているけど、なんかしっくりこない。

 白田さんが何を求めているのかを知らないからこう感じたのかも。
 これまでのイベントの内容的に親から自立したい人だと思っていて、それなら稼ぎやすいアルジャンヌも悪くないと判断する……と解釈していたけど、白田さんの目的は自立や金銭ではないのかも。ここは白田さんルートに入った時に注意して見ておきたい。

 脚本のせいもあって稽古期間は各生徒の心情に沿う感じ。
 作中で描写はなかったけど鳳さんも似たような葛藤はあったんだろうな~~と思っている。個人的には描写は欲しかったけどあくまで鳳さんはサブキャラ扱いだから仕方ないっすね。

 白田さんを筆頭に全員の心情が丁寧に描かれていて、集大成なんだな~としみじみした。
 冬公演終了直後の12月25日から個別ルートというのは知っていたので、共通ルートのラストとしてはかなり良かった。
 白田さんはおそらく個別イベントを見ないとよく分からない、黒門さんも個別イベント前提って感じだったけど、他生徒たちは個別イベントを2までしか見ていなくてもなんとなくは理解できたので気になった。個別イベントでは一体何が開示されるんだろう。

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 主人公(希佐)の葛藤も良かったな~!!
 女をやらなきゃ舞台は成立しないけど女をやるとユニヴェールを失う葛藤が本当に良かった。
 ヨモギ売りのアレで創ちゃんが照れまくるのも希佐が女性だからこそのことだし……というか創ちゃんのイベント5(冬公演期間に発生)、絶対いいシナリオだよな。楽しみ。

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 宙為さんには希佐が女性だとほぼバレているけど、彼は気にしたり言いふらしたりする人じゃないからあまり問題だと感じない。
 ただアンバーの百無さんらにも伝わったらマズそうだな。どうするんだろう。

○冬公演本番

 ジャズ調の曲が好きだから曲が良かった。
 造語が多くて何言ってるか厳密には分からない雰囲気もいい感じですね。

 カイさんの変化によって追加されたラストシーンはどういう解釈だといいんだろう。
 ハヴェンナに染まらず己の信仰を貫いていたはずの神父も、結局はハヴェンナに染まっていた、みたいなこと……? 納得いく解釈がほしいな。クリアしたら各種考察を探してみたいですね。

○黒門さん個別ルート

 きたわよ……。
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 クリスマスの選択肢、「根地先輩と過ごす」を選んだあと選択肢で念押しされたから怯えちゃった。根地先輩ルートなんだからこれであってる……よね?


 冬公演中に発生するイベント(男が女を誘惑するエチュード)の官能っぷりが好きだったからここで逆が来るのが……イイですね。
 イイんだけど、そこからの黒門さんが怒るでもなく怯えているので悲しい。

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 気付けなかったことへの自嘲、希佐への感情、理解できなかったことへの納得、それはそうと騙せることは才能だという羨望などがごちゃ混ぜになったまま、なぜ女性がユニヴェールに入学できたのかを考える(そして正解する)頭の回転がメチャクチャ好き。
 同時に痛々しくも感じる。

 冬公演でも話題にのぼった話だけど、黒門さんが自分の役をイヤな女ではなく一人の人間(イヤな要素もある)と捉え直すことが出来たのは進歩だし、一種のスタート地点だとも思っている。
 イヤな人間は自然災害や自分への罰が具現化した何かではなく、自分と同じ人間だと理解することにも苦しみはある。黒門さんの今後を考えると必要なことだろうけど、だからといって苦痛が和らぐわけではないだろうから今後が心配。

 ハッピーエンドは信じているのでここから巻き返して、ユニヴェール公演は黒門さんの脚本で臨める……と信じてはいるけど、どう巻き返すのかに期待している。



 12月25日から各生徒ルートに分岐すると考えると、他ルートでは年明け早々に新脚本での公演準備が始まるってことですね。
 となると、脚本の内容も他ルートで違うんだろうか。
 なんとなくルート分岐後も脚本内容は同じだと思い込んでいたけど、黒門さんはアテ書きするタイプみたいだし、作中人物との関係性が変わったら脚本も変わるよな。どんな感じになるのか、脚本が変わらないならどうやって差を出していくのか楽しみ。

○その他のこと

・三年生は全員劇団に入るらしい。
 個人的にはフミさんは家に戻って家の変革をやりそうだったから意外。とはいえ冬公演時点で劇団に入るつもり、というだけなので、個別ルートに突入してから考えを変える可能性は十分ある。

・白田さんもほぼ希佐の性別に勘づいているので、全ルートで性別バレは12/25かな。
 黒門さんは性別バレで感情的な問題が発生しており、他生徒でも起こりうることだよなーと思っている。

1.相手が女性であることそのものへの葛藤(黒門さん)
2.ユニヴェール学園に女性がおり、伝統が崩れることへの葛藤
3.これまで騙されていたことへの葛藤

 3はスズくんあたりで起こりそうだな~と思っている。創ちゃんは知っていた、というのも彼には痛手になりそう。
 2はどうだろう……ユニヴェールや伝統にこだわりのある生徒が見受けられないので、こういう感情が生まれそうな生徒が思いつかない。プレイ前はフミさんがこの枠かと思ったけど違うっぽい。

 あとは白田さんも性別バレでトラブル起こりそうだな~と思っていた……けど冬公演で全肯定してくれたのでここは無いかな。白田さんにバレた流れで白田母にバレかけたら大変かも。フミさんのお兄さんとは違って、白田母は完全に悪役ムーブなのでうまいこと引っかき回してほしいですね。

・クリスマスにタイミングよく出現したオナカはなんなのか。というか全然話に絡んでこないのね