るーむ私記

プライベーーートなブログです

【神獄塔メアリスケルターFinale】わかるようなわからないような



神獄塔メアリスケルターFinal のプレイ日記です

3章まで

デスリク2とかいう無駄無意味最悪シナリオゲーのせいでコンパイルハートへの気持ちが完全に死んでいたのですが、メアリスケルターシリーズ好きだからな…ということでプレイを始めました。

現在は3章。3章に入ってすぐのイベントは3グループ分すべて見て、ジャック組で少し探索をしたところまで。

ゲーム性としては改善も改悪もなく、せっかくの新作だからもうちょっと便利にしてくれても良かったんじゃないの? というのが正直なところ。
悪口を言うほどのひどさではないけど、不便だな…と思う点がままあるので残念。

 全般的に拠点の不便さが気になる。
 職業変更時に血晶を使うけど、職業変更画面で血晶の所持数をチェックできないのは結構気になる。
 相変わらず信頼度上げアイテムは1つずつしか渡せないからボタン連打になっちゃうし、依頼を複数受けられるようになったのは良いけども他の部分で成長がない。

 気になるのは拠点機能間でボタンの割り振りが統一されていない点。
 たとえば血晶鑑定では△で未鑑定血晶を全選択、〇で未鑑定血晶を個別選択、□で鑑定ができる。
 一方でブラッドファーム植え付けだと△でランダム割り振り、左右ボタンで血晶数変更、〇で確定。
 さらにブラッドファーム収穫は〇で全収穫、×で収穫リザルト終了→終了確認ボタンが出るので〇で終了確定、と手間が多い。
 拠点に帰ったタイミングで用事を一気に済ませようとすると、ボタンがこんがらがって困る。

 あと依頼の受領数に上限がない・依頼達成にデメリットがないなら、依頼を受領するという概念を無くして達成条件を満たしていればボタンを押すだけで達成扱いになっていた方が便利ではないだろうか…同じDRPGのルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(および続編のガレリア)は依頼受領がないスタイルで便利なので、この形だったら嬉しかったなあ。

 拠点は相変わらず武器強化とユ血はほぼ使っていない。親指姫が貧弱なのとつうの弱点を突いたら追撃がありがたいので、この二人(特につう)にユ血はつぎ込む予定。

 戦闘はイージーモードにしているし私がヘタクソなので特にコメントはないです。
 イージーとはいえ雑に戦っていてもブラッドスケルターさえ防止していれば負けないのは良い感じ。しかし新キャラ2人のブラッドスケルターモードは見たいのでややジレンマ。
 体感だけど穢れは前作より溜まりやすいかもしれない。これはジャック・くらら・ジュウの手番でやることが増えるので楽しくなって良い。

 ダンジョンの感じもそんなに変わらない。分断システムだから使える血式スキルが減り、それによってギミックの攻略を考えやすくなっていて楽でありがたい。
 プチプリンセスとかダストボックスに入れるアイテムをソートなり絞り込みなりできるシステムにして欲しかったかな…探すのがとにかく面倒くさい。
 鍵類の貴重品がアイテム画面最下に固まるだけでもかなり変わってくるんですけどね。なんで血晶が最下でその上に貴重品なのか。

 ダストボックスのシステムもありがちだけど良い感じ。貴重品を送るために使うのに「捨てちゃおう!」「ポイポイ♪」とか言われると少々複雑。

 ダンジョン攻略面で嬉しかったのが、2章ナイトメア戦がどのグループでも発生するらしいこと。
 2章ナイトメア撃破後のアイアンメイデン戦で一度負けてしまってナイトメア戦からやり直したけど、フラグ(おそらく「重い音が響いた」)を踏む順番を変えたらナイトメアと戦うグループが変わったので良かった。
 フルボイスだからこういう細かい分岐はコンプ欲が湧きますね。今後のナイトメア戦もこんな感じだったら嬉しいな~!

 キャラクターとしては過去2作と比べても登場人物が多くて忙しいけど、書き分けできてないとかいらないと感じるキャラはほぼいないので好き。
 個人的に門脇さんがちょっと苦手ではあるものの、キャラクターとしての意見がブレているとかヘイトが溜まるということはないので好みの問題として処理できるレベル。

 制作会社が同じというだけでデスリク2の話を何度も引き合いに出すけども、デスリク2はキャラクターの描写がとにかく雑だったので本作はキャラクターの扱いが丁寧で安心する。
 つうがジャックと兄弟のような仲の良さだったり、物議を醸しやすい新キャラも根暗だから輪に入ってこないメアリー・メアリーとアリスのお世話をしたがるシャーロット・まだ見ぬ妻一筋のジュウと、既存のキャラクターの関係を壊さずほどよい距離を保ってくれているのが好印象。
 つう・ジャックとかジュウ・赤ずきんとかの、恋愛にはならないくらいのバランス感覚がちゃんと書けているのは良いことだと思います。雑なハーレムは許されるものではないからな…。

 火あぶり柱はくららとの信頼度で発生するイベントがとにかく可愛い。というかくらら組は全体的に可愛いんだよな…眠り姫が独りぼっちで可哀相だけども…。

 火あぶり柱=幼いレイチェル だと思っているけどどうなんでしょうね。炙り殺しの衝動といい獄中童話といい、本質は血式少女に近い気がする。
 ただ本編中でもレイチェルが出てきているので迷っている。幼いレイチェルが何らかの事情で分化した説もある。ただレイチェルという名前は珍しいわけでもないので、レイチェルはミスリードのレイチェル…だと思いたい。

 ジュウのことはまったく分からないので気にしないとして、分かりそうで分からないのがメアリー&シャーロット。

 メアリーの存在感のなさは血式スキル由来だと思うんだけど、これは童話ベースで作られたものなのか、それとは別なのかがまだ分からない。
 あとはマッチ売りの少女の少女に名前はないらしい(ウィキペディア参照)ので、「メアリー」がどこから来た名前なのかも気になるところ。
「メアリー」「物語」となるとメアリー・スーを思いつくけど、メアリーがメアリー・スーというのはピンとこない。どちらかといえばシャーロットの方がそれっぽい。
 シャーロット自身はメアリーが作った幻覚である説も検討したけど、獄中童話を読む感じだとそれも無さそうかな。

 シャーロットは物語の外にいる傍観者なのは分かるんだけど、それってどういう意味なんだろうな…と悩んでいる。
 物語の外の読者や作者、または作中人物だけどもメタの視点を持つキャラクターあたりが候補になりそう。しかしそういう人物やキャラクターで、名前がシャーロット・シャルロッテ・シャルロット・チャーリーとなると何も思いつかない。
 名前の音の近さからシャーロック・ホームズ…と思ってしまうけど、スキルも何もかもが違うのでこれは勘繰りすぎっぽい。
 アリスの世話をしたがるところも気になるものの作者のルイス・キャロルも関係なさそう。マッチ売りの少女の作者のアンデルセンも無関係かな。

 考察は難しいのでこの程度。
 ゆっくり進めていきます。