るーむ私記

プライベーーートなブログです

【D.M.L.C.】黒幕予想はおおいに外している気がする

D.M.L.C.(ドメスティックラブコメ)のプレイ日記です
4/30まで
 先日レイジングループを終えてからすぐに初めて、空き時間に遊んでいます。

 2020年発売のPS4版ではなく2013年のアプリ版なのでシステムは不便といえば不便。アプリ版はチャートで確認ができないので、スムーズにプレイしたいならこまめにセーブ&とろりんの巣をよくチェックする必要がある感じ。
 多分PS4版ではシステム改修入ってるんだろうな~とは思うけど、アプリ版はチャートがないのはもちろん、ロードでTIPSの状況もロードするので既に見たTIPSも新規入手扱いになるのでちょっと厄介。
 そもそもTIPSの量が多すぎる感じはある。なんか意味があるのかな~とは思うけど、あまりにも多すぎない? 逆に情報の精査に不便では?

 エンディングは九段エンド・るみ子エンド・乙羽エンドは見終わったところ。現在は乙羽エンド手前の選択肢で「それでも行く」を選択し、4/30になったところまで。
 PCの中身などは見た選択肢のみなので、見なかったことによるバッドエンドとかがあるならそれは未見。



 お気楽なゲームを装っておいて実は、という流れは大好物なので先に進むにつれ怒涛の勢いになる本作はとても好み。
 序盤の、まだ純粋なラブコメを装っていた頃はあまりにも退屈で大丈夫かこれ、とはなったけども…しかしPS4版では現代の価値観からズレすぎた内容は変更がかかっているそうなので、この感覚はアプリ版でプレイしているからかもしれない。序盤のノリと、景が美弥の体になってからの「ぶりんぶりん」とかは最悪の一言しかない。

 乙羽の髪色がゲームのお約束と思わせておいて作中世界でも意味があるものだったところは予想を裏切ってくれて嬉しい。
 美弥についてはレイジングループのめー子と同一人物とみてよさそうだけど、あんな感じに育ったのか…なるほど……。

 設定の開示ペースが早くて混乱してきたので、以下自分用に整理&キャラの雑感など。
 間違えていたら申し訳ない。

・景
 母親が自殺するに至った経緯がまだ出ていない。本編に関係がありそうなんだけどどうなんでしょうね。
 直近でプレイしたのがレイジングループだからレイジングループの主人公=陽明と比べると、彼よりもとっつきやすい人間性だけど別に凡庸ではない。家庭環境とか生い立ちの部分の問題だから、その辺に大きなトラブルがなければTHE 無個性主人公になれたかもしれないね。
 序盤から美弥の体にちょくちょく言及を挟んだり校内で堂々と猥談をしたり、クラスメイトだとしたら敬遠したい手合いではある。
 しかし高校生とはいえあのレベルで料理ができないのはどうなんだ。家庭環境を考えると逆に料理上手な方がテンプレでは? 衛宮士郎を見習った方がいいんじゃない?

・美弥
 めー子! めー子じゃないか!
 乙羽が好き、というよりは乙羽の攻撃に全振りしたような魔性が欲しかった、が近いのかな。乙羽エンドのモノローグを見る感じ、乙羽への慕情はそう装っているだけで無いとみてよさそう。

 美弥の目的は乙羽の魔性を得ることで、デトネコか乙羽自身から奪う、ということですね。
 他に攻撃的な魔性が見つかればそっちでも良いには良いので、九段に憑いているアレとかはどうなんでしょうね。アレは魔性とは違うのだろうか。

 黒山羊さんとしてできることが多いのでジョーカー的な感じではある。

・るみ子
 苗字が津野=角なのは何か関係あるだろうか…美弥の手先かな?
 と思わないこともないけどあまり関係は強くなさそうなので無視して良し。
 デトネコの呪いの方の仕掛け人。この辺は作中で語られたことに嘘はなさそうなのでここで考えることはなさそう。乙羽エンドのるみ子が切なくて大好き。

・乙羽
 エンドは見たけどトゥルーはまだ残っているしまだ解決していない感がある。ところで名前は「おとは」じゃなくて「おとば」なんですね。
 トイレ大火災については月経というわけで、そのあとの地獄が小学校の教室だった理由もそういうことですね。
 魔性については自覚してしまった以上今後も発現はしそうなので、美弥に奪ってもらうのが一番良いのかな、とは思う。
 魔性については美弥にどうにかしてもらえる(かもしれない)としても、家系はどうすればいいんでしょうね…。
 ジンクスで一時的にどうにか出来ても脆いわけだし、家庭環境は受け入れるべきものな感じがある。

・亜須加
 家庭環境のことがチラチラ話題には出るけど、いわゆる問題のある家庭ではないので特に本筋には絡まない問題っぽそう。
 特筆すべき点がないからこそ黒幕である可能性は高く見てはいるものの、るみ子・美弥・乙羽を除外して考えるとなると疑わしく見えるよね、程度の話なので確信は持てない。

・九段
 さすがにもう目立つ出番はなさそうだし黒幕ではないんじゃないのと思いつつ、黒幕っぽさも感じている。
 どちらも理由がメタで申し訳ないけど、るみ子周りで内心の吐露もあり、家がらみの話も出るなど見せ場が一通り終わったから黒幕みたいな目立つポジションは取らないと考えてはいる。
 一方で、ギャルゲーなんだから黒幕とかの重要ポジも女の子が取るでしょうとも思っており、そう考えると彼女か鈴さんくらいしか選択肢がないのも事実。そしてメタ以外で黒幕である可能性が私には見いだせていない。終わりだ!
 キャラとしてはだいぶ好き。本編の感じを見るに彼女のルートは景が転校する例のエンディングしかなさそうだけど、もっと彼女の色々な面を見たい気持ちは強い。好感が高い。

・隆斗
 亜須加とあわせてよき友人っぽくなってはいるものの、色々と突出したところがある人ではある。
 学年じゅうの人間の裏を数日で取るなど、さらっと語られてはいるけど情熱が凄い。ただ調べた範囲が特殊だったり異常だったりするわけではない(乙羽の家系のことは知らなかったっぽいし)ことから、彼の性質がちょっと珍しい感じというだけで裏はなさそうなんだよな…。
 平易な言い方をするなら、友達が出来てはりきって調べた結果、で済ませられるレベルのことではあると思っているから、あまり疑う必要はないと思っている。
 ただ、調べる側という面が強すぎて彼自身のバックボーンは一切出ていない、家庭環境も完全に不明なのは彼だけなので、そういう意味では黒幕感がある。

・鈴さん
 いいキャラ~!
 龍斗との会話での「あなたは大人なのか」というやり取りが大好き。本質的にはしっかり大人なところに惚れる。
 遡ってノートを見つけたシーンも、オカルトに不理解な大人でありながら、これまでの蓄積で悪役にはなりきっていないところが良い。

・デトネコ
 ネコと首輪がそれぞれ独立した存在であるらしい。
 ネコ本体と首輪がどちらも同じルールで動いているとした場合、高熱で気絶した段階で首輪の呪い主はその場にいなかったことになるので、美弥・景・乙羽は主ではない。まあそうでしょう。
 るみ子が二重に仕掛けた説もナシではないけどアリでもないので、首輪の呪い主が身近な登場人物の中にいる場合は亜須加・隆斗・九段・鈴さんの誰かになりそう。怪しさが同じくらいだから困る。

・ジジイ
 並走するし中身を看破するし恐ろしい存在だけど、景の未来のIFの姿だったりはしない? ヘボット!の観すぎ?
 おそろしい存在ではあるけどこれで彼が黒幕だったとか言われたらちょっと怒る。不可思議な存在ではあるしシリアスに絡む可能性は捨てきれないけど、とりあえず黒幕ではないとします。させてください。



 るみ子の呪い(関係維持)+景の魔性(愛と心中)がデスマッチラブコメのざっくりした概要で、乙羽の怪力と炎は鬼の血縁、美弥の能力は彼女本人が魔性を使いこなしている、トイレ火災まわりは乙羽の月経と地獄化、として一番気になるのは九段に憑いているアレ。
 アレもジンクスとみてよさそうだけど、まだなんともいえない。私が読み落としているだけかも。体感的には終盤なのでもっと読み進めたいですね。楽しみ。