るーむ私記

プライベーーートなブログです

【SQ】理念なき裏ダンは無味無味

世界樹の迷宮 プレイ日記です
第6層

 

本編はクリアしたので、ここからは裏ダンジョン+やりこみ要素。
ゲームクリアの目安はクエスト全クリアです。

●戦力増強:レベリングの最適場所はB18Fな気がする

まず、ラスボス戦でレベルキャップに到達した冒険者がいるので引退させて新冒険者に入れ替え。
装備の使いまわしもできるので、編成は変更せずに斧ソードマン・レンジャー・メディック・アルケミスト×2でいくぜ!
スキル構成は少し直して、メディックは殴りナシのヒール専任にしてアルケミストも属性を尖らせる方向。ステータスボーナスもあるので、これで前の冒険者たちより強くなれるはず!

5層のマッピングを進めていたら他の冒険者たちも続々とレベルキャップ到達→引退で入れ替えが発生。
この時点でレベル60台が一人・他はレベル10台みたいな状況になり、5層を探索していると戦闘不能者が続出してアイテムを使いまくる&戦闘不能のまま戦闘が終わるから経験値が入らない&唯一のレベル60台が倒れたら詰むなどの問題が発生し、5層から引き揚げて上層でレベリングを開始。

レベリングは作業感が強すぎて好きではなく、何かの作業ついでのレベリングにしたい気持ちは強い。
エストは戦闘&5層以下の探索が必要なものばかり残していて進めにくいので、図鑑埋めとマッピング作業を進める。

wikiは見てもいいんだけどレベリングのためには戦闘を多くこなしたく、効率よく動くとかえって目的が果たせない。
というわけでwikiでどのへんに道があるのかだけ確かめて、そこに行く道は自力で探ることにします。

体感として、第5層をBASICで攻略する場合、パーティのレベル合計が150はあると良さそう。
内訳はレベル70*2+レベル10とかでもなんとかなりそうだけど、5人パーティで組むなら平均レベル30は確保したい。というかレベル30を超えていないと、5層で戦力として数えるのは厳しいものがある。

みたいなことを思いつつダラダラ歩き回ること数時間、やっと入れ替えた全冒険者のレベルが30を超える。ここから6層探索をはじめるぞ!

●理念なき裏ダン

10時間ほどのレベリングを経て第6層、B26Fの探索を開始。

第6層以下は個人的に問題を感じる構造で、かなり良くないものを感じた。
雑にまとめると理念がないことが問題。理念がないせいで、ギミックや敵の強さを楽しめなくなっている。

1.ダルいだけのギミック

第6層は裏ダンらしく難度の高いギミックを用意している。
唯一の正解を除いて全てハズレの構造になっているワープゾーン・落とし穴・追いかけてくる多数のFOEなど、攻略にかかる時間は上層の比ではない総当たりの必要があってまあダルい。特に戦力が下限ギリギリの状態だと1回の探索で先に進む目途が立たないことも多く、徒労感はある。

また、ギミックとマップに繋がりがない。
第2層はジャングルをイメージした背景で、密林の荒々しさを示すようにダメージ床が設置されている。第3層は水辺が多いから、蓮の花に乗って移動するギミックが多用される。第4層はモリビトたちの住まいだから意図的に迷わせる構造になっていることに納得がいくし、第5層も近代化されたビル(の廃墟)の煩雑さとしてマップの複雑さを理解できる。
それに対して、第6層は背景のビジュアルとギミックに繋がりが感じられない。正解がひとつしかない理不尽ワープを繰り返す理由が「これが裏ダンだから」というメタ読み以外で思い当たらないので興が削がれる。

2.理由なきマップ

上記に繋がって、第6層の背景が何なのかが全然わからないことも問題。

これまでは層ごとに「樹海」「密林」などのテーマがあったんだけど、第6層は何?

B25Fがかつての人類にとっての地上だったことを加味して地下のマグマを示している? と思ったけどマグマ感もない。どれかといえば自然物・植物っぽいテクスチャに見えるけど、具体的なイメージが湧かないので疑問が残る。

個人的な希望を述べると、かつての人類が使っていた研究所の跡地みたいなダンジョンだったら一番嬉しかった。
そうでなくても「なぜ最下層はこんな感じなのか」「そもそもこれは何なのか」がまったく伝わってこないので、敵モンスターの存在意義や採取等のアイテムの意義も分からない。

ダンジョン内の意義やストーリー上の文脈さえあれば、プレイヤー目線で不都合な事態も納得感が出る。
「一方通行のギミックは面倒だけど、水辺に点在する島々を移動するには蓮の花に乗る必要があるもんな」とか「毒を撒いてくる敵はしんどいけど、獣がいる中でこのモンスターが生存するために必要な性質なんだろうな」みたいな解釈さえ出来れば、不都合を受け入れようという気持ちが湧く。
作中世界において第6層の不便ワープギミックが何の意味を成しているのかが一切分からないので「意味不明に不便なギミックを強要されている」という感想になり、プレイ感が最悪になっている。

ダンジョンの世界観構築が出来ておらず、結果として「ダルいだけのギミック」をプレイヤーに呑み込ませる説得力がない状況が悪い。第6層に通底する世界観があり、その結果としてダルいギミックが発生するのなら、文句は言ったと思うけどこんなに嫌な気持ちにはならなかったと思う。

●PICNICでも異常に強い三竜ブレス

上記の考えから第6層を楽しむ意欲を失ったので難易度をBASIC→PICNICに変更、攻略wikiも見ながら進めていく。

目標はクエストを全てクリアすることなので、マップの穴あき等は気にしない。ゲームをプレイする姿勢としては悪いし作業寄りのプレイスタイルで楽しさも削がれてはいるものの、区切りはつけたいのでクエストクリア+第6層最深部までは進めました。

おそらく最難関のボス・三竜はBASICでもかなりキツく、初手のブレスでほぼ全員消し飛ばされる。
メディックの医術防御を使っても勢いを殺しきれない難度で、PICNICに変更してもHPが半分持って行かれるレベルの威力。強すぎない?

ともあれ三竜もPICNICだと難度が抑えられるので、油断せず戦えば問題なく勝てる。
多分BASICで三竜を撃破するとなるとレベル60以上のメディック・パラディンがいないと無理そう。パラディンは編成に入れておらず、今から育てるとなると厳しいので

そんな感じでクエスト全クリア、第6層最深部のボスも撃破。

第6層が全然ハマらなかったので終盤はテンションが下がったけど、逆に第6層以外は文句のつけようがなく良かった。もう少し時間を開けたら全体を見ての感想を書こうと思います。