るーむ私記

プライベーーートなブログです

【Caligula2】1:今の所ささらさんが好き/前作リスペクトが感じられて好感が持てる

Caligula2 プレイ日記です。

第1章

Caligula Overdoseのネタバレあり

マキナさんを撃破したところまでです。

Caligula2から逃げるな、帰宅部をやる

Caligula Overdoseがかなり好きで、Caligula2も発表当時から心躍らせていた。

そのくせずっとプレイせずにいたのは、Caligula2の発表時のネットでの反応が気に食わなかったことが大きい。

作中歌を多く歌唱するリグレット・キィがそれぞれ香里有佐氏(アイドルマスターミリオンライブ! 桜守歌織役)・峯田茉優氏(アイドルマスターシャイニーカラーズ 八宮めぐる役)だったので、両作品のファンが話題に挙げていた。

私はCaligula Overdoseのファンなので、声優のキャスティングで2だけが脚光を浴びているように感じられて機嫌を損ねてしまった。かといって自分の感性が悪いのも確かだから人に文句を言うわけにもいかず、Caligula2の情報ごと彼らを遮断することで対応した。

そんな感じでCaligula2の発売から3年半が経ち、評判が良いらしい……とは伝え聞いていた。

Caligula Overdoseは大好きなので曲を聴いて楽しむこともあるものの、こんなに好きなシリーズの続編をプレイしていないことへの後ろめたさは常につきまとっていた。

発売前は頑なだった気持ちも年月で緩み始めた2023年末、2023年12月28日〜2024年1月10日のNintendo Switch新春セールで驚異の77%オフになっていたのを発見し、良い機会だと思って購入しました。

前作ファンに寄り添った世界観で信頼感が強い

第1章までプレイした感触としては、Caligulaらしさも残しつつ正当進化していて良い感じ。

3Dグラフィックにはフリューのゲームらしいぎこちなさもありつつ、一番の懸念事項だった前作との繋がりは良い具合に処理されていて嬉しい。

本作は前作の5年後の世界で、前作主人公らによってメビウスは解体・μは前ほどは求心力を失っている。

本作のナビゲートキャラのキィは前作の事件の煽りを受けて発売されなかったバーチャドールなので、前作での主人公の活躍が世界に影響をもたらしていることがハッキリ分かるのがまず嬉しい。

キィがμを「はは」と呼び慕っているのも嬉しい。前作のアリアと比べても、キィは「μの汚名返上」のモチベーションがあるので、行動原理に納得感が強いのも好ましい。

バトル:前作を踏襲しつつプレイしやすくなった。テンポはゆっくりめ?

難易度はNORMAL。

バトルは前作とほぼ同じで、コマンド選択→イマジナリィチェイン→実行を繰り返す形。キィによるジャックなどの新要素もあるものの、チュートリアルが細やかなので分かりやすい。

少し気になったのが、バトルのテンポがやや遅い気がしたこと。イマジナリィチェインで敵の行動を見る時に待っている感がある。

とはいえ、これは味方側のパーティメンバーが主人公+吟だけだったからかもしれない。ささらさんが入って以降は遅さを感じなくなってきたので、4人パーティでの戦闘に合わせて速度感を調整すればこんな感じかな、という気もする。ここはこれからプレイを進めてみてどう感じるかを気にしたい。

キャラクター:今の所ささらさんが好き。キィの人間味の薄さもLOVE

現時点での登場人物は、主人公・吟さん・ささらさん・キィ・マキナくらい。ブラフマンとかリグレットとか茉莉絵は登場するけどまだ人間性が見えないので保留。

それにしても女主人公がイケてる

キィは未発売のバーチャドールで人間との交流を欠いていたのもあり、明るい性格だけど人間味が薄いのが非常に好み。

おっしゃる通り

Caligulaシリーズの旨味は「現実の自分と架空の自分のギャップ」にあるので、登場人物の現実での姿に思いを馳せるのも楽しい。

吟さんは性別への言及が多めなので、性別周りで何かあった人なのかな〜と思っている。

戦闘時はハイヒールになる、自分に対して男らしく・男だから……と言うので、実際は女性なんだろうか。線路を歩く時にテンションが上がっていたので、スタンド・バイ・ミーも好きかも。となると年齢は少し上め、20代半ばくらいだろうか。

鉄オタ情報も出ていたけど「女性なのに鉄道趣味があり居心地が悪く、男性になりたくなった」「女性だが男性になりたいと思っていて、男性らしさのために鉄道趣味を得た」のどちらの可能性もあるよな〜と思っている。ただ、どのみち現時点で鉄オタなのは間違いではなさそう。

吟さんは割と分かりやすいヒントが明示されていると思うんだけど、ささらさんは難しい。

穏やかな性格で天然っぽい雰囲気がある、現実を知った上で帰還のモチベーションが高い。

「この子たちを死なせるわけにはいかない」「先に死ぬのは私の方」あたりが引っかかる。戦闘性能としてもヒーラー兼タンクで、盾役を兼ねているのは珍しい気がする。

自己犠牲的な精神を持っているのかとも思うけど、死にたがっている感じでもない。死にたくはないけど誰かが死ぬなら自分が先、くらいの感覚に見えて、心情がちょっと読みにくい。

年齢は吟さんと比べても上っぽい……英語が読めない・飴を配る辺りにおばあちゃん感もある。ある程度年齢が上の医療従事者とか……?全然読めない。

マキナさんは1章時点でも情報が結構落ちている。

子どもで、祖母の死をきっかけに死を恐れて機械を志向した感じだろうか。感情がむき出しになると途端に子どもじみた物言いになるのは、ギャップが強くて魅力的ですね。

個人的にはもうちょっと具体的なエピソードも知りたいのだけど、今後明かされることはあるんだろうか。本作に楽士ルートは無いらしいんだけど、マキナさんら楽士の背景をどこかで知る機会があれば嬉しい。

整理されて遊びやすくなったクエス

マキナさん轢殺して勝ったんだが!?!?

ストーリーはまだまだ序盤なので大きい動きはなく、ここからどうなるか楽しみ。

前作ではメインストーリーの進め方に不満があった(μの居場所を聞く→行くの繰り返しで、物語の推進能力が低かった)ので、本作ではその辺りの改善を期待したいですね。

拠点であるキィトレインが使えるようになった。

キャラクターエピソードはぶつ切り感が強い。ただ、エピソードを見ないと解放されないWIREの話題があるのは嬉しい。

おきたま広場を少し巡った程度なのでまだ楽しみきれていないけど、前作では膨大すぎた因果系譜もスッキリして良い感じ。

エスト・因果系譜周りが整理されたのも嬉しいし、因果系譜で各キャラクターのWIREアイコンが表示されるようになったのも深みが出ている。

今回は学生以外のキャラクターもいるのかな?前作はあまりにも多すぎてほぼ遊べなかった因果系譜・クエストも、本作では遊んでみたいと思える作りだったのは嬉しい。

リドゥ山形県