【FATAL TWELVE】ルールを理解するための脳みそをください
FATAL TWELVEのプレイ日記です
ゲームショップで急に目に留まったFATAL TWELVE。
パッケージ裏以外の情報はほぼゼロだけどADVっぽくてデスゲームものなら私の好みではあると思うのでとりあえず遊んでみます。
オプションからテキスト送りの時間は0(ウェイトなしで全てが一気に表示される)に変更+コントローラーの振動オフだけ変更してあとは変更なし。
面白かったのが、既読部分の色変えを選択肢のみと本文+選択肢で選べる点。そして既読部分の色も数パターンから選べるのでこれは珍しい気がする。
あとはキャラクターごとにボイス音量が選べるけど、おそらく主人公と周辺人物以外はデータが隠されていて、プレイ開始前は選べなくなっているのも面白い。おおざっぱに男女でなくキャラクターごとに選択できるのも細やかで良いと思います。
それにしてもメニュー画面、カードブックとは…?
凛火さんがこの作品の主人公ですね。パッケージで言うと金メッシュ入りの黒髪の子。
↑直未さんが言いかけたこと、なんかの伏線では…?とりあえず覚えておこう。
わ〜〜い可愛い子だ〜! とか言ってはしゃいでたら、
爆死。かなしいね。
ライオン館とか学校まわりの説明とかが色々。上級生ギャル2人とつるむあたり、直未さんもかなりのメンタルだな…。どういう経緯で知り合ったんだろう。
コーヒーまわりの描写がかなり丁寧なのでそこは面白いな〜という感じ。上の画像も飲み物が用意された後は飲み物が置かれているのでこだわりを感じる。
冒頭の電車のシーンはそこそこ混んでいるような描写だけど無人の電車内だったからこだわらないタイプかと思ったけど、力を入れる場所を選んでいるっぽい。
そういえば凛火さんは2年? 3年? どっちだったかな。1ヶ月くらいコーヒーの練習して…という話もあったし、凛火たち3年・直未2年が妥当なところかな。出てくる人間関係は全部高校生になってからのものと思っているけど、中学からの付き合いのセンもないわけではない?
一発死の選択肢かな? と思ってバッドエンドに繋がりそうな「触らない」を選択…したけど特に何もなし。
あとは何か知らない人。
前日にチラッと名前が出てきていた海晴さんもここで登場。
↑海晴さんの等身が高すぎてなんかバグるな…真央さんがいるとなんとなく大丈夫になるんだけど、この2人だと違和感がすごい。
そして海晴さん、「くすっ」とかなり明瞭に発音するのでそこがかなり気になる。
↑前の選択肢で「触らない」を選んだのにここでは開くを選択したような感じになっていてちょっと悲しい。
ゲームブックは私も馴染みがないので説明を聞いてもちょっとわかりにくいですね。
日常パートではあるんだけど、気になるところは多々。
凛火さんが急に英語が喋れるようになった(そしてまた英語ができなくなった)こと、直未さんも遊びに加わると聞いて真央さんがかなり渋ったことなど、細かい伏線がいくつも感じられる。
前者についてはどうせすぐ説明が入るだろうけど後者はどうなんだろう。
気になるのは「直未→真央・海晴」は特に引っかかりがなくて、「真央から見た海晴→直未」に問題がある…というところ。
一緒にひまわり館に来るくらいだし真央と直未の関係性には問題がないと考えて良さそうなので、問題があるとしたら海晴→直未で、かつそれは真央視点から見てだけである(少なくとも凛火は問題だと思っていないし、直未も海晴が来るからと言って避けることはない)ところは気になる。
真央が何か企んでいるとか誤解しているとか?
●
テーマパークで遊んでいる直未、やりづらそうだな〜〜〜〜こんな感じなら無理やりついて来ないほうが良かったのでは…?
あとは気になるのは海晴→凛火の感情が異様に強いと感じられること。
ゲームスタート時点から人間関係が出来上がっているので作中で語られるのを待たないことにはなんとも…ではあるものの、海晴の気持ちが凛火にしか向いていないように見えることは気になる。
働いていることへのシンパシーかとも思ったけど、作中の描写を観る限り凛火がひまわり館で働き出したのは最近の話なのでそれもちょっとありえないきがする。何があったんでしょうね。
あとはこのシーン、凛火目線の海晴スチルと海晴目線の凛火スチルがどちらもあるのが丁寧でいいな〜と思った。
こういう風に、双方の視点のイラストがあるのは嬉しい。男性向けの恋愛ゲームだと主人公の顔って意図的に排除されることが多いけど、これはこれでよい。
そして何を言おうとしてるのか聞きそびれたな〜〜と思っていたけど、
十中八九コレのことですね。
パルカさん、見た目だけで言うならかなり好み。
色々ルール説明はしてもらえたけど…なんか難しいな?????
自分用にちょっとルールを整理する。
●ゲームの土台となる状況について
・プレイヤーは凛火・海晴ふくめ12名
・12名は既に死んでいる
・しかし、色々あっていったん生かされている
・最後の一人になるまで続くデスゲームである
・12週間続き、週イチペースで1人が脱落していく
・脱落時点で「あのとき死んだ」ことになるので、12週間の間に何かをしても無駄
・ゲームブックが近くにあれば言語の壁は突破できる
ゲームの設定部分についてはこんな感じ。
脱落時点で運命が曲がることがポイントですね。「あの時死んだ」扱いになるので、手紙を遺しておいたり何かを伝えようとしてもそれは無駄になる。自分の記憶にはなるけど他人の記憶やなにかの記録には残らないということ。
…つまり生き残る気がないのであれば、12週間好き放題やっても別に構わないということにもなるか? なるけど万が一生存したときのことを考えるとリスクが大きいですね。
●ゲーム自体のルールについて
・配られる手札は6枚 ※凛火は4枚
・手札は「名前」「死因」「未練」のカテゴリに分けられる
・初期の手持ち札は自分の「名前・死因・未練」、ランダムな誰かの名前・死因・未練 ※凛火は自分の名前のみ自分の死因と未練は持っていない
・誰かの名前・死因・未練を3枚揃えると、揃えた相手を指名して、脱落(死の運命を確定)させることが可能
脱落させるとカードを手に入れられるんだったはず…だけどちょっと記憶が曖昧。
防御は自分のカード開示だったはずだけどそこも不確か。まあこのルールをベースにしたADVなのでルールを正確に把握していなくてもこのゲームは問題なくプレイできるのでそこは何よりですね。
で、さっそくここで12番→6番の指名が発生して、6番はおそらく脱落。ということですね。
ルールとしてはかなり困るけど、デスゲームものの作品を最初から正しく理解できたことはないしそれで作品をつまらないと思ったこともないので、今のところはこんな感じの理解で進めて行きたいと思います。
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海晴さんの職場へ。
やっぱり海晴→直未はちょっと良くない雰囲気を感じる。
海晴→直未の関係が悪そうなのと、海晴→凛火の愛情がおかしいのは何かつながりがあるんだろうか。
そしてこの海晴の凛火を勝たせる発言は悩ましい。
ぱっと出てくる疑問だと、海晴さんの本心がこれで良いのかということ。
海晴さんは凛火に好意はあるっぽいけど、だからといって脱落させたくないとすぐにつなげるのは危険だと思う。
海晴さんが凛火の命を優先する…というくだりで、「凛火が脱落したらぼくも脱落したようなもの」と言っていたのが気になる。
これ、単純にやる気とかの問題かとも思えるけど、実際に凛火の脱落が海晴の脱落に直結する可能性はある? たとえば凛火が海晴の死因や未練に直接関わっている線。
ルール説明で「同じ時刻に死んだ」とあったので、死因につながることはありえないかな。
たとえば凛火が電車内で意識不明に→病院で運ばれて意識の回復は絶望的→悲観した海晴が自殺したタイミングで凛火も病院で息を引き取っていた…とかなら同時刻の死亡もありえるんだけど、電車内での爆発シーンの描写を見る限り凛火はあの場で死んでいるので、海晴が最速後追い自殺RTAをしたところで間に合わないはず。同時の誤差がどのくらいかは分からないですが。
となると死因ではなく未練に凛火がいるパターンかな。
純粋に未練が凛火そのものである、もありそう。凛火に配られた未練は「金メダル」だったので、一言で表したものが死因になるような印象。
そもそも海晴さんが、本当に凛火の命を優先してくれるかは分からないけどね!
根本的に疑わしいと感じたのは、凛火に対して「君の人生は12週間のあとも続くからいつもどおりに過ごすといい」と言ったこと。
裏を返せば12週を生き延びる必要がなければ適当に過ごしていいんだけど、海晴はいつも通りバイトに行っているので気になる。本当はあなたが12週を生き延びるからいつもどおりに過ごしているのでは??
自分が海晴の立場で、凛火を絶対に生存させなければいけない場合、まずやるべきことは公での凛火との関係を断つことがいいと思っている。
具体的には学校は退学か不登校で行かず、バイトも辞める(12週の間の生活に困りそうなら続けても良いとは思う)、で自分と凛火以外の情報を集めてどんどん指名脱落をさせていくような感じ。
理想を言うなら自分=海晴が10人を脱落させて、最後の2人になったときに凛火へ自分の氏名・死因・未練を全部伝えて氏名させることがよいと思うんだけど、海晴はどう思っているんだろう。
もっとも12週の間は脱落以外では死なないだけで、死なない病気や怪我は起こりうるっぽいのでそんなに大胆には動けないのかもしれない。調べるといってもカタギの高校生なら限界はあるしねぇ…。
カタギがどうの、みたいなことを考えていたらグレーな人が現れたのでウケちゃった。
オデットさん、豪快な女で大好きだ…。
魯=7番ですね。7はこれまで出ていない。
↑これも気になるところ。海上での死因って他になんだろう…動物に食われた失血死とか?
魯の死因解明のところで、カードの入手に関するディティールが判明。
ある程度の確信を持っていることが大事なのかな。他に選択肢はありえない! と思っているような感じというか。
…そうなるとますます、凛火が海晴さんの氏名カードを得ていないのがおかしくねえか?????
↑日本仕様なんだ…やさしいね。
この作品、食べ物の描写が凝っているな〜〜〜〜好き。
魯さん、顔と塗りの感じがややモブなので退場早そうだな。
とか思っていたら暴力を食らっていてかわいそうだった。
ルール説明で「死なない」と言われているので、オデットさんみたいに暴力をふるったり拷問にかけたりするのはシンプルに強くていいですね。顔ぶれにもよるだろうけど、相手を見つける→拷問で全部吐かせる を繰り返せば生き残れそう。
ひたすらに魯さんがかわいそうなあたりで今日はここまで。
凛火まわりだと直未さんも気になるな…なんで気になるかというとこの子はデスゲーム不参加のくせにパッケージにいるんですよね。何者なんだろう。