るーむ私記

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【ヒープリ11~23話】プリキュアオールスターFの良さがジワジワ効いてきた

ヒーリングっど♡プリキュア 視聴メモです。
11話~23話
劇場版プリキュアオールスターFのネタバレあり

これまでのプリキュア視聴履歴(折り畳み) 【リアルタイム視聴】
2022年~2023年:デリシャスパーティ♡プリキュア
2022年:劇場版デリシャスパーティ♡プリキュア 夢見るお子様ランチ
2023年~:ひろがるスカイ!プリキュア 2023年:劇場版プリキュアオールスターF
【後追い視聴】 2023年~:ヒーリングっどプリキュア(視聴中)
2023年:映画HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズ

内容的には、バテテモーダ登場~キュアアース(アスミちゃん)が合流して、のどかの家で暮らすことが決まったところまで。

バテテモーダ格好良すぎ!!

バテテモーダめちゃくちゃ好きです!!
生物がビョーゲン等に侵されることで発生した存在で、元になった生物はビーバーみたいなやつ(人に話したら「ドブネズミでは」と言われた。確かにすこやか市に野生のビーバーはいない気もする)。
※後でネタバレを見ないように気を付けて調べたらヌートリアだった。そうなんだ。

バテテモーダの魅力として大きいのが、自分も前線に出るタイプなこと。
他3名(ダルイゼン・シンドイーネ・グアイワル)はビョーゲンズに指示を出すだけなので、現状戦闘シーンでの存在感は薄め。それに対してバテテモーダは前線に出るので存在感が強く、素早さに特化したバトルスタイルが目を引く。
チャラ男風の喋り方・他3名にあからさまに媚びる様子とのギャップが強く、特に彼の初戦だった12話のバトルシーンの格好良さは白眉。

だからこそ、20話で消えちゃったのが心底惜しい……!
本人が戦えるぶん他3人より強い気がしていたし、裏切り感も出ていたのでここで退場は意外。

とはいえ、退場していない説もゼロではない。
バテテモーダの元になったビーバー(暫定)を捕まえてまたビョーゲンに侵食させれば何とかなる気もする。好きなので何とかしてもう一回出て欲しいんだよな、バテテモーダ……。
メタ読みすると、敗北時にヒーリングッバイしてたし21話で「浄化された」と明言があったので、再登場のセンは限りなく薄いと見ています。悲しいね。

ビョーゲンズ、愚かちゃん説

キュアスパークル加入回の4話から思ってたけど、ビョーゲンズ自体には地球・プリキュアを害する能動的な意思はなさそう。
ちゃんと記録を取っていないのでハッキリとは言えないものの、今のところ敵の指示を受けるまでは特に何もしていない気がする。

まあ病原菌そのものに意思がないことは当然なので、取り立てて気にすることではなさそう。
ビョーゲンズを倒すことの意味は薄く、ビョーゲンズ化&負の方向にコントロールしている敵幹部たちへの対処の重要性が高いことが分かりますね。

ヒーリングアニマルとプリキュアのバディ関係が良い

11話~20話は、追加の敵幹部・バテテモーダの登場でプリキュアたちが苦戦することを通し、ヒーリングアニマルとプリキュアの絆を改めて補強するような内容。
シリーズ構成的な見方をすると、19話で初登場のキュアアース(アスミちゃん)が登場する前に、改めて3人の魅力を描く、みたいなことですね。

キュアアース加入回の20話が良いのはもちろんとして、15話「初めてのケンカ…すれ違うのどかとラビリン」がかなり良かった。
心が通っていない状態で変身しようとして、キュアタッチがキャンセルされる衝撃は強かった。特殊な変身バンク、好きです。

ラビリン・のどかの口論、すねたラビリンのフォローに回るニャトラ&ペギタンの居心地の悪さがリアルで良かった。そういうところも含めて等身大の物語だと感じる。

アスミさんがプリキュアオールスターFに出演していた重みを今更ながら理解した

もともと本作を後追いで観始めた理由が映画プリキュアオールスターFのキュアグレース(のどか)が良かったからなんだけど、劇場版にアスミさんがいたのもまた……良いですね……。

具体的にどう良かったかというと、地球(テアティーヌ)の要請によって誕生したアスミと、シュプリームの要請によって誕生したプーカの対比があったことに気付けたから。
21話で、人間社会を知らないアスミは赤信号が理解できずに渡ろうとしてのどかに引き止められる。その他にも細かい迷惑をかけられるけど「アスミちゃんは分からなかったんだから、責めないでほしい」とアスミをフォローする。
これはのどかが入院生活が長く、学校行事とかに疎いこととも繋がってる。自分の経験から人を思いやれるのどかは人間性が美しい。
多分、本編中でこれからも色々あるんだろうけど、この経験が、アスミの中でプーカを助けることに繋がってるんだろうな……と思って非常に良かったです。

あとシンプルに、お手本のような人外ムーブを繰り返すアスミが萌え。

その他のトピック

・ビョーゲン化の演出で禍々しいオーラが立ち上る描写がちょっと長めだな~と毎回思う。子どもが怖がりそうな長さ。

・視聴前にイメージしていた通り、のどかが優しさと芯の強さを両立させた人格で本当に嬉しい。のどかがとにかく好き。

・ここまでは人間性の深堀りが主だったから毎話楽しく観ていたけど、この辺から終盤が始まるまでは話が停滞しやすいので、ここからの展開を警戒している。

・ビョーゲンズ登場→ラテ様体調不良→アース変身時にラテ様が一瞬元気を取り戻す→(描写されないけど)変身後、再びラテ様体調不良…と、ラテ様が振り回されまくっていて不憫。とはいえ本人がそこにやりがいを見出していることが20話で明らかになったのは安心感があって嬉しい。