BARステラアビス:第二醒界
BARステラアビス! 発売おめでとうございます!!
ステラアビスの何に惹かれているのか:酒が好きなので
発売が決定した時からずっとずっと心待ちにしていた本作。
開発会社である日本一ソフトウェアのゲームに登場するビジュアルの可愛らしさが全体的に好みなので、基本的に日本一ソフトウェアの新作情報は常に追っている。
加えて本作は、バー・お酒(カクテル)が重要なモチーフになって、日本一ソフトウェアらしい可愛らしいデザインと、大人っぽくシックな雰囲気の調和が気に入った。
お酒は私も好きな方なので、個人的に親和性の高いテーマ。
といっても私はカクテルはほとんど飲んだことがなく、レッドアイ(ビール+トマトジュース)くらいしか知らない。あとはなんか……大学時代の飲み会の飲み放題メニューにあるようなのは一通り飲んだと思うんだけど特に区別がついていないので感想もない。甘いやつが好きです。
収集要素がカクテルツリーなので、現実の知識がゲームを通して養われるのも嬉しいポイント。
その辺が大いにツボだったので、本作の発売はほんっっとうに楽しみにしていました!嬉しい!!!!
急に歯ごたえが増して目が回る
製品版は第二醒界の探索からスタート。
プランシィの説明もある通り、第二醒界はゴーレムっぽい土属性の敵が登場するしそれがだいぶ硬い。なんとなく突撃してみたらあっさり返り討ちに遭ったので、プランシィの言う通り味方と合流してから探索を進める形でいきます。
まあ仲間と合流した後もミミックにぶち当たって終わるんですが……。
仲間と合流するのもそうだけど、ステラ装備をある程度整えるのも急務かも。仲間ひとりとステラ装備を各1ずつ(つまり合計2個)くらい取得できていれば、強敵以外との戦闘は何とかなる感じ。
ステラは各星座にどんなカードがあるかをまだ完全には理解していないけど、体感で好み・使いやすいのは山羊座・蠍座・魚座あたり。私が山羊座なので贔屓をしている説はある。
主人公以外は素の星座を持っているので、生来の星座に合わせて装備してあげるのが一番いいんだろうな~と思っています。ちょっと星座等覚えきれていないのでそこは要努力。
そんな感じで味方とステラがある程度集まるまでは敵から逃げるわけだけど、逃げ切りは難しくない。
脇をすり抜けることも十分できるし、まっすぐ逃げれば撒ける。ただ、余計な色気を出してアイテムを拾おうとしたり草を刈ったりすれば追いつかれる。良い意味で歯痒さがあって、丁度良いバランスだと思います。
酒の席の嫌な所が出てんのよ
体験版で会えるお客様はレオナさん・ジンガさん・キャスたんの3名のみでしたが、第二醒界までクリアでキリカさん以外の全員とお酒が飲めました。
追記:全然全員じゃなかったです。反省!
酒を飲んで仲良くなることが本作では重要だけど、その過程で、キャラクターの嫌な面を見ることにもなる……というのは、公式HPにも書いていたこと。
私がプレイした範囲で言うと、レオナさんの悪い面が少しずつ見えてきた。
レオナ:世間知らずの正義厨?悪口を言う時の楽しそうな口ぶりがリアル
レオナさんとの会話……疲れる~~~~~!!!!(褒めてるよ)
ここまでで見えてきたプロフィールとしては、レオナさんは一人っ子で過保護な両親を持つ裕福な家庭の出身。一人暮らしの家はタワマン、缶のお酒を飲んだことがない、バイト経験もないなど、金銭的には困っていない模様。そして本人もそこに少々コンプレックスがある。
ここまでなら見ないこともない、地に足がついたタイプのお嬢様キャラってことで済むんだけど、レオナさんはここに加えて、正義厨というのか、野次馬根性が強い感じがある。
良い風に捉えれば正義感が強い、なんだけど、言動は露悪寄り。
今のところはレオナさんに共感するような返答、上記スクショだと肯定を選んでいるんだけど、こういう他人の悪口に適当に肯定するの、†現実†の飲み会か?という感じがしてゲンナリしますね。これはレオナさんの造形がリアルめで良いという褒め言葉として受け取ってください。
とはいえ思想って人間の自由だし、正面からこんな話題を出されてびっくり&ゲンナリはしたけど人間ってこんなモンじゃない?とも思うので、今後レオナさんとサマヨイの関係がどう変わっていくのかは気になるところ。
ジンガ:男女男女男女うるせえな、令和のこと知らないのか??
等身大の大学生!なのは分かるんだけど彼女欲しがりすぎててうるさい。
彼女ほしい・就職やだ・サッカーやっててアスリートを目指してた くらいの情報しかなく、今のところは特に感想はない。
キャスたん:普通にイイ子かもしれない
大学を半ばドロップアウトした配信者ということで、ダメ人間感を漂わせてはいるけどそこまでダメじゃない感はある。
特に好きなアニメ以外は広く浅くで、考察等を楽しむわけではないいわゆるニワカ系。ただ、本人も言っている通り別にそれはそれで楽しみ方のひとつなので、別に欠点でも悪徳でもない。
悩みとか色々はありそうだけど、今のところは一番「普通」な印象。
バラン:野蛮者の気配がする。嘘つきはどっちだ?
第一印象に反して、笑った時に歯が出るところや、端々の表情が男っぽい……というよりもワイルドな雰囲気がある。
それでいて美大生、画家のたまごといったステータスなので、人間性が見えにくい。
……と思っていたら、キャスたんから「嘘つき」という旨の情報が出てきた。
もちろんキャスたんが嘘つきで、キャスたんの言う「バランは嘘つき」が嘘の可能性もあるんだけど、今のところキャスたんへの好感度が高い+キャスたんの発言に嘘っぽいものがなかったので、素直にバランが嘘つきと考えた方が良さそう。
となると気になるのがこの発言。
「画家は嘘が嫌い」「バランは嘘つき」を並べた場合「バランは画家ではない」または「バランは画家で画家は嘘つき、『画家は嘘が嫌い』が嘘」のどちらか。おそらく前者ではないかと睨んでいるけど、その方が頭の中でストーリーが組みやすいからそう、くらいの予想でしかないので、今のところは保留。
なんにせよ、結構興味が惹かれている。嘘つきには思い入れがある。
その他:マイアさんの過去が気になる
他の面々はまだ分からないことが多いので、もう少し分かってきたら何か書くかも。
お酒に注目すると、マイアさんは同じお酒を何度も飲む、ジンガさんはロング→ショートとセオリーを踏んでいる、キャスたんは可愛い色やフルーツ入りが好み、などの特徴が見えてきて面白い。私が読み取れないだけでみんなのお酒の飲み方にも癖があるんだろうな~。ここも注目したいポイントですね。
キルカさん:謎の警告に想像が膨らむ
キルカさんのお姉さんは、歩けなかったはずなのに行方不明になり、戻ってきたと思ったら記憶を失っていた。
……マイアさんは「キルカ姉=マスター」説を挙げていたけど、これが事実だとしたらかなりつらい話だな。
それはもちろん、謎の警告も興味がある。
「ヤツ=デッドシェイカー」で、乗っ取ってきた……?と思ったけど、そもそもデッドシェイカーはサマヨイの肉体を乗っ取っているであって、サマヨイ以外の肉体は乗っ取っていないはず。
ただ、デッドシェイカー相当の存在がもう一体いて、そいつがバーの人間の誰かに完全に成り代わっている……みたいな可能性はあるかも。現時点では判断材料がないので可能性だけで物を言っています。
デッドシェイカーの協力者がバーの客の中にいる場合、今のところはバランさんが怪しい。嘘つきという明確なevil情報があるのが彼くらいなので……。
良くも悪くも正義厨なレオナさん、幻視するバー内で倒れているマイアさんはおそらく協力者ではなさそう。今のところ分かるのはその程度。
これは、仲直りのための物語?
そもそも「デッドシェイカーの協力者がバー内にいる」が真かどうかも分かっていないけど、これは真で良いんじゃないかと思っている。
本作のキャッチコピーは以下のもので、孤独・仲直り という語が印象的。
孤独に耐えられないのなら、仲直りしようよ。
このとっておきの一杯で。
さすがにこのキャッチコピーを掲げておいて、デッドシェイカーぶっ飛ばして暴力で解決!完ッ!!とはならないはず。もうちょっと叙情的なエンディングになりそうだと思っている。
となると重要なのは敵対者を撃破することよりも和解することになりそう。和解するなら、バーの常連という「仲間内」に敵がいても不自然じゃないよな、というメタ読みです。
にしてもこのキャッチコピーの情緒感いいですね……好きだ。