room-shiki.hatenablog.com※デリシャスパーティー♡プリキュアのネタバレあり
人間と病原菌、運命の出会い
ヒーリンぐっど♡プリキュアの24~
もともとヒープリの評判の中でもダルイゼンの名前を聞くことは多
回想シーンなどを合わせて考えると、
28話で、のどかの父母の描写もあった通り、
シンドイーネ可哀相だよ
そして辛いのはシンドイーネまわりの描写も。
これは前々から思っていたことだけど、
特に30話ではメガパーツの扱いでダルイゼンが褒められるのにシ
ただ、物語上はシンドイーネが不遇なんだけど、
30話までのシンドイーネとグアイワルの描写を比較した時、
鍛えるのが好き・シンドイーネとやや不仲・辛い物は苦手・
のどかと接触するまでのダルイゼンも行動原理がほぼ見えず微妙で
組織としての大目標は「キングビョーゲンの復活」だとして、
これはデパプリのブンドル団と比較すると分かりやすい。
ブンドル団は料理の独占を目論むゴーダッツのために配下がいるけ
- ジェントルー:洗脳されているので、
レシピボンを盗むために盗んでいる( 固有のモチベーションを持っていない) - ナルシストルー:料理そのものへのヘイトがあり、
料理を楽しむ人々への復讐心のようなものがある - スピリットルー:ロボなのでそういう風に作られている
- セクレトルー:ゴーダッツへの心酔がある
こういう風に集団としての目的とは別に、
ヒープリに話を戻すと、
で、ダルイゼンとグアイワルがどうして活動をしているかがいまいち見えず、悪い意味で彼らへの感情が湧かない。好きでもないけど敵として嫌う理由もなく、かなり半端な感じ。
一応ダルイゼンはのどかに固執しだしていて、何らかの意志が見えてきた気がして良い。ただ意志が見えるまでに30話かかってるのはどうよ、というのも率直な意見。
ダルイゼンとシンドイーネの会話的に、ダルイゼン・
30話でシンドイーネが自身にメガパーツを使用して、
ということは今後は、
波乱の展開、プリキュアにありがちな退屈さがない!
これがとにかく嬉しい。
本作はシリアス色がかなり強く、典型的なギャグ回はほとんどない。
コロナ禍による制作体制の混乱、世相とタイミングが合いすぎた病気モチーフなど、外的要因による理由もあるのかなとは思いつつ、シリアス「すぎる」本作の雰囲気は非常に好み。
前々から言及している通り、ビョーゲンズ発生のシーン描写はやけに長いし、27話ラストでダルイゼンがのどかにメガパーツを埋め込むシーンや、30話でシンドイーネが自らにメガパーツを使うシーンなど、ショッキングに感じる絵面も多い。
子どもの頃の自分は怯えたかもしれないとは思いつつ、大人の視線だとシリアスさが強くて続きが気になる感じ。
割とプリキュアは放送開始から半年くらい経った、7~8月あたりのタイミングで足踏みが繰り返されることが多い。
話が露骨に停滞したり劇場版への布石張りに終始したりと退屈になる印象が強いので、そうしたダレがなく、ある種の緊張感に満ちているヒープリはかなり楽しい。
ていうか全45で30話まで観終わったってことはあとちょっとで終わり!? 寂しい気もするし、短めだからこそ独自の魅力がある気もするので複雑な気分。続きも楽しみです。