【魔界戦記ディスガイア5】セラフィーヌが本当にかわいい
魔界戦記ディスガイア5 プレイ日記です。
本編クリアまで
……かるく「本編クリアまで」って書いたけどここまでで50時間かかってるわよ!?!?
ディスガイアシリーズは本編クリアしてからが本番と聞いていたから本編自体は短いかと思ってたのに結構なボリュームですね。
数年前にPSVita版ディスガイア4を触った時はあまり楽しめずに2話くらいでやめちゃったんだけど、体験版をプレイしたら思ったより楽しめたので買った。
ちなみに2022年10月時点での最新作はディスガイア6なんだけど、6の3Dグラフィックが好きじゃないこと、6のテーマのゾンビより5のテーマの復讐の方が好きだったので5をプレイしました。一応体験版はどっちも遊んだ。
ディスガイアはシステムが複雑で要素がとにかく多いイメージで、プレイしたら本当にその通りだったのでウケちゃった。
私はどんなゲームも武器は攻撃力が一番高いの・防具は防御力が一番高いのを何も考えずに選ぶくらいシンプルな脳のつくりをしているのでディスガイアのシステムはマジで理解が及んでいない。イノセント屋を全然活かしきれてない。
マップや敵を見て編成をいじることもほぼないので、出撃メンバーは毎回キリア・セラフィーヌ・レッドマグナス・クリスト・ゼロッケン・ウサリア・ローガンで固定。残り枠は過去作キャラを適当に入れる。つまりプリニーをほぼ使わない。プリニーはミニ魔界で愛でるためのものなので……。
魔法が使えるのがメタリカだけ・回復はクリスト頼みと著しくバランスは崩れていたけどとりあえず本編クリアまではいけた。
レベルは一番高いメタリカが138、一番低いクリストが68くらい。リトライはそんなにせずにクリアできた感覚なので、120前後が本編クリア時の推奨レベルかな~と思う。
というかメタリカ!!!!
魔女と百騎兵のメタリカとまた出会えたのがとにかく嬉しい!!!!
しかも作中でメタリカがしっかり強かったからもっと嬉しい!!!!!!!!!
魔女百をプレイしてからだいぶ間も空いているし、今も好きなのか昔好きだったのかも曖昧になっていたけど、やっぱりメタリカ様の顔を見て声を聞くと好きだな~~~!!!!って気持ちが強く湧いた。やっぱ魔女百リバイバルやりたいな。
シンプルに火力が高い、みたいなキャラが好きなので、キリア・レッドマグナスあたりは重宝する。逆にクリストはあまり良さを活かせていない気がして申し訳ない。
再行動できるようにしてくれるメイドとか補助が強い教授とかもぜんぜん使わなかったな……逆にこういうお勧めキャラを使わなくても本編クリアできるの面白いな。このへんの育成は後日談の中でやります。
システムとしてはアイテム界が楽しい。調べると「5はアイテム界の重要度が低い」「後日談までクリアしないと最強武器が得られないからアイテム界の意義は薄い」みたいな話は出てくるけどこういうのは大好き。
特に楽しいのが、味方の配置をあれこれいじり回して1ターンで敵を全撃破のSTAGE CLEARに持って行く遊び。理想は味方の攻撃を一度も挟まずにメンバーの攻撃指示を飛ばして、オブジェクトも含め全部破壊すること。快~~!!
あとアイテム界の宝箱がいっぱいあるポイント、まじで1個しか取れたことがないんだけどどうすればいいんだ……ミニ魔界のジャンプ力上げたらあの場所でももっとジャンプできるようになる?
超やりこみゲーのイメージが強く、シナリオはそこまで期待していなかった(極端な破綻がなければOKくらいの気持ちでいた)けど、思った以上にシリアスで思ったより面白かった。
ストーリーはだいぶ王道で、ノリさえ掴めたら何が起こるかはほぼ予想がつく。とはいえ復讐等の思惑を起点に集まったメンバーが成長して絆を深め、当初とは違う気持ちで最後の敵と相対するシナリオはとても良かった。
成長エピソードを挟んで戦闘行動時の台詞が変更(追加?)されるんだけど、さすがに良い子になりすぎでは!?と思ってしまった。これは私がディスガイア、もとい日本一ソフトウェアに対して抱いているイメージの問題もあるかも。偏見は良くないですね、クリストを見習います。
特に気に入ったのはクリストまわりと、ゼロッケンのエピローグ。
本作は登場順に成長エピソードが挟まれるわけではなく、成長順は加入が遅い順なんですよね。だからウサリア→ゼロッケン→レッドマグナス→クリスト→キリア→セラフィーヌの順。
だから最初に加入した面子は地味な伏線を張りつつ特別話が大きく動きはしない、という状況が長かったのもあって印象的だったのかも。
反乱軍が天界と衝突することはなく、クリスト自身の問題としてクリストだけが天界との件に当たるのはかなり良かった。
あとはクリストが天使である件も公然の秘密になりながら明確されることがないのも美しかった。本当に種族とかはなんでもよくて、ただ「あなた」だから協力し合っている、という空気感がかなり良かった。ディスガイアってもっと大味のエピソードが乱立するものかと思っていたけど、本作は天界まわりがクリストだけの問題に収まったことで倒すべき敵がまったくブレなかったのはかなり良かった。
基本的にエピローグも全部良くて、ゼロッケンは特に一方的な弟子だったのが師匠になっていて、立派になった姿に思わず泣いちゃった。頑張ったもんね。
あとはウサリアが再建した兎兎魔界が、マジョリタが本当に望んでいた世界になっているのも好き。
ただストーリーでセラフィーヌが不憫すぎないか!?とは思う。
エピローグのセラフィーヌが「公式には結婚しなかったとされている」で内縁関係~!と思ってニコニコしていたのに、キリアがリーゼと一緒にいたからびっくりしちゃった。なんで!?
いや別にキリアがリーゼと添い遂げたとは全く思いませんけども!! 血の繋がりがないとはいえ姉弟みたいなものだしキリアと添い遂げるのはセラフィーヌに決まってますわよね!
厳密にこう!というアンサーが出たわけではなく、その後がどうなったとも取れる感じの締め方だったからそこは安心した……これでキリアとリーゼが結ばれてたら怒っちゃってたから……。
でももっとセラフィーヌに寄ったエピローグでも良かったんではありませんの!?
楽しかったし他のディスガイアシリーズとか未着手の魔女百リバイバルも遊びたいな~と思えて嬉しかった。
とはいえまだ後日談がまるごと残っていること、ディスガイアシリーズはキャラデザや雰囲気がかなり似通っていて立て続けにプレイすると飽きそうなので遊ぶにしても間は空けたいですね。買ったままほとんど手つかずのディスガイア4、遊んでみてもいいかもしれない。