るーむ私記

プライベーーートなブログです

人生の禁止ワードについて

 自分の人生に当たり前にある概念だけど、そんなに人に話したことがなかったな。

 「人生の禁止ワード」というのは文字通りの意味で、「私の人生」において禁止されているワードのことを指します。
  言語センスの相性が悪い人間とのコミュニケーションを減らす目的で運用していて、私が言わないのはもちろん、禁止ワードを使った人間からは積極的に距離を取るようにしています。

 たとえば最近だと「セーラー水着」が人生の禁止ワードに追加されました。
 これはアイドルマスターシリーズにおける衣装「セーラーミズギ」の変換ミスですが、私はセーラーミズギが全部カタカナなところを特にチャーミングだと思っているので、そのへんのセンスが共有できず「セーラー水着」という単語を発しても問題ないと感じる人間とは関わりたくねえな、と思ったので禁止ワード入りしました。

 禁止ワードは私が有り得ないと思うかどうかが判断基準なので、辞書的に正しいか・一般的に良い言葉かはまったく関係ありません。
 有り得ないと思った感性そのものを探ることはあまりなく、それを見た(聞いた)時に無理だと思ったら弾きます。

 なので「なぜそれが禁止ワードなのか」「それを禁止ワードにするのは間違っている」みたいな意見については聞き入れることはありません。
 とはいえ一応私なりの理屈はあるので、人に説明しやすい(理解されるとは言っていない)禁止ワードを一部紹介します。

※現時点での禁止ワードなので、今後生きていくうえで変更になることはあります。

・シャニちゃん、Mくん、モバエムくん、サイスタくん、(アイマス他ブランドに対しての)姉、兄、妹、弟


 →基本的に「コンテンツ名+くんorちゃん」は表記ゆれを含め全部禁止ワードです。私が最近アイマスに傾倒しているので上記はすべてアイマス関連ワードですが、原則としてアイマス以外のコンテンツに対してもくんorちゃん付け呼称を禁止ワードとしています。メギド72もくん付け呼称されがち。
 これは私がくんorちゃん付けは全て罵倒語・蔑称に近いニュアンスで受け取っているからです。
 あとアイマスコンテンツだからきょうだい!とする考えが気持ち悪い。きょうだいだから平等に扱ってほしい、みたいな文言も(特にSideMに主軸を置く方の発言として)見かけるけど、きょうだいだからといって平等になる理由はどこにもないよ。
 この禁止ワードは私の感覚が先行しているので、他人に共感してもらえる自信はない。

 ちなみにシャニマスに対する「おシャニ」もまあまあキモいんだけど、これは微妙~~~~に禁止ワード外です。なんか……なんとなく……。


他己紹介



 →強めの禁止ワード。
 アイドルの紹介ソングなどに使われることが多い単語ですね。自分のことも紹介するし他人のことも紹介するからコレ。最悪すぎ!
 感覚としてはここ10年くらいで急速に広がった単語で、おそらく2.5次元舞台やアイドル文化の流行によって一般化しかねない。
 この単語がはびこっているので、私は2.5次元舞台とそのファンから一定の距離を置くと思います。アイドルマスターSideMの舞台(サイステ)のDVD紹介動画でもこの文言が使われていたので、私はサイステに触れることはありません。

 ただこの単語に強い危惧があって、あまりにも汎用性が高いので、今後人口に膾炙するおそれがある。
「自己○○」の言い換えとして使われる場合、「自己紹介」だけでなく「自己評価」「自己暗示」「自己啓発」「自己嫌悪」「自己実現」などもこの気持ち悪い単語に侵食される危険がある。
 この単語の危険性はそこにあって、「自己」には自分、という意味しかなかったのに、この単語を使うことで「自分だけでなく他者までも」みたいな説明の役割を担いやすくなってしまう。

 例を挙げると
「私は自己嫌悪に陥った。他人にも嫌われただろう」
 という二文が
「私は他己嫌悪の状態にある」
 の一文に収められる可能性がある。

 スマートな文章は心地よいし、利便性の高い言葉はどんどん使うべきだけど、本当に単語としてキショすぎるので消えてくださいの一念で生きている。

 ただ幸いなのは、今のところ2.5次元舞台とアイドル系現場でしか使われておらず、それらの層とリーチしていない人間には認知されていない単語である点。
 でもアイドル、というかAKB48から始まった「推し・総選挙」(俗っぽい用法の方)の事例もあるので、まだまだ油断ならない。

・しうりお、ねう などの幼児語


「終了」「寝る」の幼児語……幼児語で合ってる? これは何?? なんでそんなこと言うの????
 おそらく少し古いインターネット言語だから放っておいてもいずれ滅びるんだろうけど気持ち悪いので禁止ワード。




 別にこれらを使っているからといって罵倒したり危害を加えたりはしないけど、これを使っている人間は「合わない」だろうな~~と思ってなるべく距離を取ることにしています。
 ただこういう禁止ワードや嫌いな食べ物とかを表明すると、マイルドな嫌がらせとしてこれらの単語を使って話しかけてくる人間が出るので、そういうことになったら嫌ですね。

 最近の興味関心の方向的に、禁止ワードにかこつけてアイドルマスターのオタクの悪口を言っただけみたいになっちゃった。困っちゃったね♪♪♪♪